エプソン 乾式オフィス製紙機「PaperLab」でカーボンオフセットを実施

エプソンは、国が認証するJ-クレジット制度を活用したカーボン・オフセットにより、同社がオフセットした CO2 排出量を顧客の自己排出分の削減量として利用できる仕組みを乾式オフィス製紙機「PaperLab」で実施する。すでに導入済みの顧客についてもオフセットを実施する。

PaperLab は使用済み用紙から再生紙を作成することができる。その過程で「CO2排出量」、「木材資源使用量」、「水の消費量」が市販の用紙を作成する場合と比較して少ないため、環境負荷低減に貢献する。多くの企業・自治体では、環境貢献と環境意識の啓発を主な目的として使用されている。今回、カーボン・オフセットを実施することで、製品のライフサイクル全体(PaperLab の製造、輸送、使用、メンテナンス部品、廃棄)で排出される CO2 を実質ゼロにした。

乾式オフィス製紙機「PaperLab」

顧客がカーボン・オフセットを実施した PaperLab で作成した再生紙は「カーボンゼロペーパー」としてコミュニケーションすることができ、社内外への説明資料、名刺、パンフレットなどへの活用を通じて、顧客の環境への取り組みを幅広く訴求できる。エプソンは、PaperLab を通じて顧客の CO2 排出量削減への貢献だけでなく、環境意識の向上や、さまざまな課題の解決を目指して取り組みを行っていく。

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