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エプソン 「Epson Workflow Cloud for SurePress」を提供 2つのワークフローでラベルの生産工程における自動化・効率化

エプソン販売株式会社は、「Epson Workflow Cloud for SurePress」を提供している。

エプソンのデジタルラベル印刷機「SurePress」は2010年発売以降、多くの印刷会社に導入されている。一方で、ラベル印刷業では人手不足が進み、また、デジタル印刷機を導入したもののスキル習得までの課題を抱えている。これらの課題を解決するためにエプソンは「SurePress」を活用したデジタル印刷ワークフロー「Epson Workflow Cloud for SurePress」の提供を開始した。提供する2つのワークフローでラベルの生産工程における自動化・効率化を図り、「省人化」と「スキルレス」を実現する。

■電子作業指示書(JDF)によるワークフローの自動化

従来は面付け、RIP、印刷、後加工と各工程でオペレーターが作業伝票を見ながら操作していたが、デザインデータ・作成した電子作業指示書(JDF)ファイルとJDFワークフローを使うことで、各工程の自動処理を可能にした。これによりオペレーターの作業時間を短縮し効率化を実現。また、各作業工程で必要だった特定のスキルや専門知識が不要となり、誰でも簡単に作業ができる。ヒューマンエラーによる印刷ミスや失敗なども未然に防ぐ。

■複数ジョブの一括印刷機能

従来は、刃型違いのジョブの場合にオペレーターがSurePressへ張り付き、1ジョブずつ基材を降ろしていたが、加工工程に必要な情報をSurePressにて自動挿入し、刃型違いの複数ジョブの連続印刷を実現。ラベル印刷から後加工における工程を「一括印刷機能」で自動化した。ジョブ毎の基材の上げ下ろしが不要となり、1本のロール紙を印刷する間、オペレーターが常駐する必要がない。1人でSurePressを複数台稼働することもでき、運用の効率化を図ることができる。

「Epson Workflow Cloud for SurePress」詳細はこちら

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