エデルマン Landa S10のオープンハウス開く

Landa2
(左から右) Yishai Amir, CEO ランダデジタルプリンティング; Oliver Bruns; CEO エデルマングループ; Ralf Scholzer,インフォトレンズ – 質疑応答モデレーター

エデルマングループとランダデジタルプリンティングは6月3日、エデルマンのハイデンハイム工場でヨーロッパ初のLanda S10 ナノグラフィック印刷機のオープンハウスを開催し、B1判(41インチ)、毎時6,500枚の速度での印刷実演を披露した。

世界各国から60の大手加工業者と印刷会社が参加したオープンハウスでは、Landa S10がどのようにエデルマンのオフセット印刷技術を完璧に補完するのか、そして安定した高い印刷品質で必要なものを必要な時に提供できる新たなナノグラフィック印刷機に対し、ブランドオーナーがいま何を求めているのかが語られた。

Landaヘルスケアや美容、消費者製品のパッケージソリューションを専門とするエデルマングループは、ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、南アメリカにまたがる9ヵ国で事業を展開。3,000人以上の従業員を抱え、3億ユーロ以上の売上高を誇る。年間56億以上のパッケージと小冊子を製造している。世界で最も厳格な超一流ブランドのいくつかの環境保護要求を満たすために、持続可能性の率先も最優先事項として取り組んでいる。

今回のオープンハウスで、エデルマングループのCEOOliver Bruns氏はLandaとのパートナーシップが彼らのビジネスにとって最良の決断であったことも強調した。「これは単なるサプライヤーと顧客の関係をはるかに超えている。S10の色は素晴らしいですが、重要なのは、Landaの技術によって優れたROI(投資回収率)が得られることで、これは不可欠なもの。この印刷機の高速性と高効率こそが私たちの収益を生み出せる」と述べる。

ランダデジタルプリンティングのCEO、Yishai Amir氏は、「我々はエデルマンでのLanda S10の成功に非常に興奮しており、数週間以内でのベータ段階からの離脱を期待している。この成功は、あらゆる面で我々自身の事業の進歩を反映している。生産と市場投入の継続的な拡大により、2019年末までに3大陸に印刷機を設置し、印刷を行う予定だ」という。

関連記事

最新記事