エイシス 複数のクラウドサービスをデータ連携 ~ ノーコードで業務を自動化する連携サービス『BIZ RELATE(ビズリレイト)』開始
株式会社エイシスは複数のクラウドサービスやシステムを連携し、業務フローを効率化する連携サービス『BIZ RELATE』(ビズリレイト)を開始する。
同社は30年以上に渡り名刺の受発注、組版、管理を効率化するWeb to Print『BIZ CARDシリーズ』を提供している。印刷会社をはじめ、企業や特例子会社などにも導入されており、国内有数の実績を重ねてきた。
今回、提供を開始する『BIZ RELATE』はAPIを利用することで、複数のシステムやアプリケーション、クラウドサービスを統合し、データ利用を効率化するサービス。複数のシステム間でデータ形式が異なる場合でも、ノーコードでデータを変換して連携させることができる。しかも国内外を含めて200種以上のシステムに対応。これにより業務フローの自動化や効率化を実現する。
デジタル化やDX化が進む中で、複数のクラウドサービスを導入する企業が増えている。一方で、サービスの増加に伴い、その管理が複雑化し、SaaS間でスムーズにデータが連携できないという課題が浮き彫りになっている。例えば、システムから他のシステムへ複数のクライドサービスにデータを入力、アップロードする作業が毎回発生するなど、業務が増加してしまい、非効率化につながるケースがある。
『BIZ RELATE』はそうした課題を解消。メール等の通知の自動化や、データ登録の自動化、文章作成の自動化などが実現でき、業務効率化によるコスト削減、意思決定の迅速化、柔軟なシステム拡張性などのメリットをもたらす。
印刷会社でもDXによる効率化を指向し、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)、MA(マーケティングオートメーション)などを導入する企業が増えている。業界の課題であるホワイトカラーの生産性向上に向けても、『BIZ RELATE』は注目される。もちろん同社の『BIZ CARDシリーズ』とデータ連携できる接続口を設けており、注文情報の連携や人事システムから社員マスタへの連携といった活用も可能になる。