インプレスR&D、三省堂書店 メッセージ付きの「青空文庫POD」開始

インプレスグループで電子出版事業を手がけるインプレスR&Dと三省堂書店は、11月3日から、三省堂書店オンデマンドで販売されている「青空文庫POD」全タイトルを対象に、1冊ずつ本文ページにオリジナルメッセージを入れられるサービスを開始する。利用料金は1冊あたり108円(書籍代別)。サービス開始を記念して、11月3日から11月5日まで行われる神保町ブックフェスティバル期間中は、利用料無料で提供する。

■世界でひとつだけの“オリジナル青空文庫”が手に入る
 オリジナルメッセージサービスは、注文ごとに1冊ずつ印刷・製本するPOD(プリント・オンデマンド)の仕組みを活かし実施される三省堂書店オンデマンドの新サービス。表紙等への名入れサービスはこれまでもあったが、本文ページにオリジナルメッセージを入れるのは、PODならではの新しい取り組みとなる。
 入れられるメッセージは、受取人名とメッセージ(15文字×4行)、作成日の3種類。実施店舗は三省堂書店神保町本店。インプレスR&Dが販売する「青空文庫POD」のうち、文字サイズが22ポイントの「大活字版(約2900タイトル)」、文字サイズが10.5ポイントの「シニア版(約2900タイトル)」が対象。三省堂書店神保町本店店頭で、専用の申込書に、対象書籍名、サイズ(シニア版・大活字版)、メッセージなどを記入して渡すと、最短30分で印刷・製本された書籍を受け取れる。
 

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