インプレスグループで電子出版事業を手がけるインプレスR&Dは、アマゾンのプリント・オンデマンド（POD）サービスのカラー印刷開始に伴い、「POD流通サービス」の対応オプションにカラーPODを追加した。カラーPODは、8月末より販売を開始するアマゾンのほか、honto.jp、楽天ブックスなどインプレスR&D独自開発のPOD対応ストアで販売する。
　同社では、2015年3月より出版社を対象に、POD流通サービスを提供している。POD流通サービスは、出版社ブランドをそのままに、アマゾン、honto.jp、楽天ブックス、三省堂書店、ウェブの書斎といったPOD対応ストアでの流通業務の代行を行う。今回、8月末日よりアマゾンでPODのカラー印刷が開始されるのに伴い、POD流通サービスでもカラー印刷を正式にサポートした。写真集や絵本など、カラー印刷が不可欠な書籍に対し、今回のカラー印刷サポートにより、POD出版が可能になる。なお、今回のカラー印刷対応は、アマゾンのほか、honto.jp、楽天ブックスなどPOD流通サービスの対象ストアでも適用される。