アグフア 新プリプレスワークフロー販売開始~進捗確認、面付校正、リモート出力、デジタル検版などに対応
日本アグフア・ゲバルトは2021年2月1日、page2021で世界に先駆けて発表したプリプレスワークフローの最新バージョン「Apogee Suite 12.0(アポジー・スイート12.0)」の販売を開始する。
アポジー12.0はアポジー・クラウドのインフラ環境を活用し、新機能としてアポジー・ウェブフローを開発。今後更に進んでゆく製造環境の働き方や多品種・小ロット化におけるプリプレスフローの自動化・効率化を強力に支援する。
アポジー・ウェブフローは、インターネットに接続できる環境であれば、プリプレスの進捗確認から面付け結果の校正作業、接続されているプルーフやCTPへのリモート出力を実現。従来のプリプレスフローは、作業者がCTPなどの機器環境付近でオペレーションする必要性があったが、同社ではインターネット環境を効果的に活用することで、人の介在がCTPへの版の装填作業のみに絞られていくと考えている。
また、アポジー・ウェブアプルーバルの機能を拡張し、デジタル検版機能(比較検査)を搭載。修正前と修正後を比較し、変更点を強調表示する。先に紹介したアポジー・ウェブフローと連携し、入稿の入り口作成から面付け指示が可能となり、プリプレスの一貫した管理とリモートワークによるオペレーションを提供する。
同社では最新バージョンのプライベートによるオンラインデモンストレーションの案内・予約を受け付けている。
提供形態はクラウドワークフロー、従来のサーバー導入型のいずれにも対応。
<主な特長>
・最新のコアテクノロジー Adobe PDF Print Engine 5.4、Microsoft SQL 2019、Enfocus PitStop 2019搭載。
・アポジー・ウェブフロー インターネット環境を活用した進捗管理や面付け結果の校正・承認プロセスを提供し、プルーフやCTPへの出力指示が可能。
・アポジー・ウェブアプルーバルのデジタル検版機能など拡張 Web入稿・校正システムにデジタル検査機能を搭載。アポジー・ウェブフローと連携することで、プリプレスの入稿からCTP出力まで一貫したリモートワーク環境を提供。
・サブスクリプションのラインアップを一新 アポジー・スイートで高い評価を受けていた一部のオプションをサブスクリプションによる標準機能として販売開始。