アグフア・ゲバルトグループ（ベルギー）はドイツに本社を置く資産運用グループのAURELIUS（アウレリウス）グループとオフセット・ソリューションズ事業の譲渡に関する株式売買契約を締結した。この取引は、関連する規制当局の承認を経て、2023年第1四半期に完了する予定。アグフア オフセット事業本社の経営陣、また研究部門、製造工場など運営体制に変更はない。日本法人の日本アグフア・ゲバルトも体制の変更はない。

今回の売買契約にあたり、アウレリウスの創立者であるディルク・マルクス博士は「アグフアのオフセット事業は、アウレリウスのポートフォリオに加わるのに相応しい事業。アグフアの優れたプレート技術やソフトウェアソリューションの技術革新を継続的に行い、ポストパンデミックのプリプレス市場の成長を取り込んでいきたいと思う。全世界に約1700名の社員を擁するアグフア オフセット事業の革新的な技術研究とアウレリウスのサポートにより、当社は印刷業界の再編をリードすることができると思う」と述べている。アウレリウスは、既存のオフセットビジネスのイニシアチブを推進し、市場での地位を拡大するために、オフセット事業をサポートすることを確約している。