もえしょくプロジェクト 新宿マルイアネックスでイベント開催、7月20日まで

全国の食・物・名産・物産・企業などあらゆるものを擬人化(キャラクター化)して広くアピールする地域活性プロジェクト「もえしょくプロジェクト」のイベント『もえしょくin新宿マルイアネックス』が、7月20日まで、東京・新宿マルイアネックスで開催中だ。

事務局を担当している㈱エスクリエイトの石川雅章社長(左)と富士山麓のお茶を擬人化している㈱ピュアグリーンリテールの清水領二社長
事務局を担当している㈱エスクリエイトの石川雅章社長(左)と富士山麓のお茶を擬人化している㈱ピュアグリーンリテールの清水領二社長

「もえしょくプロジェクト」は、企業とアニメーターなどの作家がコラボレーションし、あらゆるものをキャラクターに具現化(擬人化)して、全国・世界へ発信する取り組み。静岡県の㈱ハイスペックと㈱エスクリエイトから始まったこの取り組みは、印刷商社の㈱モトヤが参加したことがきっかけとなり全国規模へと拡大中だ。

現在、「もえしょくプロジェクト」を推進しているエリアは、関東・中部・近畿に加え一部九州地域1都・2府・9県の12のエリアまで増加。同プロジェクトにより擬人化したキャラクターを持つ企業は約150社にも上っている。

今回のイベントは、「もえしょくプロジェクト」の目的である地域活性と、全国の商品に結びついていることが、首都圏を中心に商業施設を運営し、アニメ事業部も立ち上げてキャクター商材や販売エリアを確保しているマルイの意向と合致したことにある。

「もえしょくプロジェクト」の特長は、単に商品やサービスのキャラクターを制作するだけでなく、販売ルートの確保やパッケージ作りなど販促支援も行ってくことにある。全国規模のグループとして活動しているため、土産店やコンビニエンスストアなど店頭でグッズ販売がすでに行われているほか、全国で開催するイベントや国際展示会への出展など、単一企業では難しかった活動を可能としている。

こうした活動を通じて、全国に物産や名品を紹介するきかっけになっているほか、キャラクター化することで取引が難しかった大手物流とのビジネスのきっかけも生んでいるという。

すでに擬人化されている内容を見ると、包丁研ぎ器、お香・お線香、冬物肌着、ふりかけといった商品から、温泉地や警備員、菓子組合など企業・組織など様々ある。擬人化に取り組んだ企業にとって、単に商品のインパクトや付加価値を上げるだけでなく、そうめんやお茶、仏壇などの商材を、若者に知ってもらい、身近に感じてもらうことで、次の世代へ繋いでいく効果も期待しているという。

もえしょくin 新宿マルイアネックス
もえしょくin 新宿マルイアネックス

今回の『もえしょくin 新宿マルイアネックス』には、50社のキャラクターが集結している。会場ではキャラクターの商品が販売されているほか、キャラクターの人気投票も行っている。投票に参加した人にはキャラクターカードを1枚プレゼント。

なお、2点以上の購入や、2,000以上の購入、あるいはエポスカードを利用した人は抽選会も参加できる。

『もえしょくin 新宿マルイアネックス』

会期:7月14日(木)~7月20日(水)

会場:新宿マルイアネックス1Fイベントスペース

もえしょくプロジェクトホームページ http://moeshoku.com/index.html

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