みんなの仏教 「地獄VR」誕生!お寺で地獄体験。生き方を見つめなおす人も
横浜市戸塚区にある妙法寺内の一般社団法人みんなの仏教が、地獄VRを制作した。VRを使って地獄の世界を体験することができるというもので、参加者はヘッドマウントディスプレイ越しに地獄VRを視聴して、死後の世界を体験する。地獄は果たしてどこにあるのか?現実では体験できない地獄の世界を体験する機会となっている。
仏教は古来より、土地の風土や時代背景、文化と融合しながら、それぞれの時代の技術で仏教の世界観を伝えてきた。現代の技術で仏教を伝えるなら最新技術である「VR」と、日本を代表するポップカルチャーの「アニメ」で仏教の世界観を伝えたいとの思いから「地獄VR」を完成させた。
一般参加できる「地獄VR」を活用した地獄体験会が、4月から開催されている。
体験会では、参加者は白い三角のついたヘッドセットを装着し、地獄の世界へ誘われる。
地獄へ堕ちた後には懴悔文を読み、しっかりと自分と向き合い、自らの罪をお焚き上げし、浄化させる。
VR+法話がセットになっている希少なハイブリットコンテンツとなっているため、参加者からは「経験したことがない深い教えを受け取った」という声が多数あった。
同体験会は、「地獄VR」専用サイトから参加申し込みができる。7月24日、8月20日、21日にそれぞれ開催する(参加費2,000円)。
仏教体験イベントや企業研修で利用できるレンタルメニューも用意しており、地獄VRの視聴だけでなく説法・ワークショップと懺悔法要がセットになっている。
「地獄VR」ホームページ https://jigoku-vr.com/