いけうち 自社サイトの導入事例で大栗紙工を紹介、最適な湿度管理で生産性を改善、通年安定した湿度環境を実現
霧のいけうち(株式会社いけうち)は、自社サイト内の『導入事例・技術情報ページ』で、大栗紙工株式会社を導入事例として紹介している。
大栗紙工は、無線とじノート生産で40年以上の歴史を持つ。“買う身になって作りましょう” を合言葉に、「使ってみて初めてその良さがわかる」ノートを作るべく、生産技術の向上に磨きをかけている。
特に最近では、発達障害当事者の方々の声から生まれたノート「mahora(まほら)」が注目を集めている。
大栗紙工の工場では、業務用の加湿設備がなく、冬になると乾燥が原因とみられるさまざまな問題が発生しているところへ、いけうちの産業空調加湿システム「AirAKI(エアラキ)」と、ドライフォグ加湿器「AKIMist-E(アキミスト)」を採用した。
事例では、それまで紙が反る、紙と紙が張り付く、2枚送りになってしまい機械が詰まるなどで生産性の低下が顕著だった工場2階の環境改善を中心に進めていった湿度管理への取組みが紹介されている。
①ランニングコストが安価なこと、 ② 紙や機械への悪影響がないこと、 ③ 操作性が良く運用に手間がかからないこと、の3つの要件に叶うシステムとして、様々な加湿方式を検討。その結果、最も要件にマッチするものとして、いけうちのドライフォグ加湿を選択している。
ただし、実際の導入に至るには、水を直接噴霧するドライフォグ加湿には反対意見が多かったことから、「紙が濡れるのではないか」「機械が錆びるのでは?」といった未体験のシステムへの反発を乗り越える必要があったという。そこで大栗紙工では、デモ機を導入して検証したところ、現場から高評価を得て導入された。
導入後は、加湿器の有効範囲ではない場所にまで好影響を及ぼし、全体としての生産改善がなされたことも記事では触れられている。
【 いけうち 大栗紙工の導入事例紹介 】
https://www.dry-fog.com/jp/projects-technology/cases/hum-aa-ogurisiko/