いけうち グラビア印刷工場専用の加湿システム「AirHYBRID」特設ページを公開
産業用スプレーノズルと空調加湿システムの 株式会社いけうち は、グラビア印刷工場専用の加湿システム「AirHYBRID」の特設ページを同社ホームページ上に公開した。
グラビア印刷工場では揮発性の高い有機溶剤を使用するため、空気中の溶剤濃度が高くならないように常時換気を行う必要がある。工場内に外気を大量に導入し、揮発した溶剤ごと場内の空気を排出することで場内をクリーンな状態に保つためだ。
しかし一方、常時換気することで場内が湿度不足の状態に陥るケースも多い。
一般的な工場では夏期のエアコン使用時や、冬季の乾燥した時期などに湿度不足となるため、対策として蒸気などを使用した加湿を行っている。しかしグラビア印刷工場では前述のように十分に換気を行う必要があるため、加湿しているにも関わらず湿度は低いままになってしまっている工場は多い。
また単純に加湿量を増やすことによる解決法は、ランニングコストが膨大となるため現実的ではない。
ハイブリッド加湿システム「AirHYBRID」開発
そこで今回、特有の課題を持つグラビア印刷工場専用システムとしていけうちが開発したのがハイブリッド加湿システム「AirHYBRID」だ。
ドライフォグを使用したシステムで世界88カ国に実績のある同社は、コンプレッサーエアーを使用しない1流体加湿器で安価に工場全体の湿度ベースを整え、ドライフォグを発生させる2流体加湿器で湿度が必要な箇所をスポット的に湿度カバーする「ハイブリッド加湿」により、非常に効率的にグラビア印刷工場の加湿を実現した。
開設した特設ページでは、「AirHYBRID」についての特徴を簡単にまとめたマンガなども掲載されている。
「湿度不足に悩む印刷工場だけでなく、昨今のエネルギー費用の高騰に悩まれている工場や、SDGsの観点から省エネの取り組みを考えている企業のご担当の方はぜひご検討いただきたい」と同社担当者は語っている。
[グラビア印刷工場専用の加湿システム:AirHYBRID]
https://www.kirinoikeuchi.co.jp/products/unit-system_kashitsu/lp/airhybrid/
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https://www.kirinoikeuchi.co.jp/download/file/voice/CSPF-T.pdf