【page2025】J SPIRITS 印刷業基幹業務管理システムPrintSapiensから利益創出への活用を提案 ~ 2月20日に自働化を推進する印刷革新会セミナー開催
株式会社J SPIRITSは2月19日から21日までの3日間、サンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2025で、コロナ禍で大きく変化した働き方や企業の収益確保に向け、基幹業務管理システム「PrintSapiens」を活用した利益創出を紹介する。
「PrintSapiens」は印刷業に特化した基幹業務管理システムで、見積積算から受注管理、売掛・買掛管理、生産管理(CIP4 JDF/JMFにも対応)、原価管理まで、印刷業務に必要な管理システムを一元化し、業務の効率化を図るとともに経営分析に必要なデータを収集できる。売上・利益管理に非常に高い機能を持ち、業務を効率化する様々な機能を持っている。工程管理システムでは、大工程、中工程(受注明細)、小工程(作業工数)の3段階のレベルで工程を管理。大工程作業予定、中工程作業予定が入力されていなくても、受注明細が入力されていれば小工程作業予定を管理できる。大中工程計画では、営業部門が設計した受注明細、受注仕様に基づき、印刷機、面付け、出力機(CTP、フィルムセッタ)、校正手段(カラープリンタ、DDCP、本機)、外注先等々ふくめ、最短時間で最も経済的に製品を作るための工程、機械、材料を選択し、工程手順を決定する。
小工程管理では、現場の実作業レベルで工程を管理し、工数に基づく予定組みや実作業の進捗状況、実作業の原価管理を実現するなど、より精度の高い個別原価管理(単品損益管理)を実現する。これによりJDF/JMF連携による生産の自動化、CSV連携による付合せ作業指示の効率化、用紙EDI連携によるペーパーレス化、会計ソフトウェア連携による省力化等々コネクテッドインダストリーズに向けた機能を搭載。基幹業務システムの枠に限らない多彩なメリットを提供する。
ダッシュボード機能「見える化ダッシュボード」では「年度目標設定シート」に会社、営業所、課、グループ別に月毎の売上目標、目標付加価値、目標固定費を設定することにより、PrintSapiensにログインする都度、見える化ダッシュボードが表示される。「機械状況ダッシュボード」ではPrintSapiensの設備マスターに登録されている機械の作業進捗状況を見える化する。機械ごとにイメージ写真、作業進捗状況、タスク、得意先名、受注番号、作業内容、オペレータ、作業開始時間、終了予定時間と当日の残工数および件数がビジュアルに表示されるので、一目で作業進捗状況が分かる。機械が設備マスターに登録されていれば、工程に関わらず画面表示できるだけでなく、PrintSapiensで実績入力することにより、作業進捗状況を見える化。機械がPrintSapiensとJDF/JMF連携やCSV連携されていれば、機械の作業開始により、見える化を実現できる。
会期中の2月20日には、page2025会場の文化会館4階ホールB特設会場で、印刷革新会セミナー「印刷革新会が本音で語るMISの役目とは。活用できていない会社は必見。」を主催する。セミナーでは印刷革新会で自働化を推進する株式会社正文舎代表取締役の岸昌洋氏が導入のきっかけから、導入時の問題解決、導入の目的、導入後の変化までを語る。また株式会社クイックス代表取締役社長の岡本泰氏、佐川印刷株式会社代表取締役社長の佐川正純氏がMISの本当の目的や価値を話す。さらに印刷革新会の目的でもあるメーカー間のシームレス連携を実現した例として、ホリゾンのiCE LiNK リコージャパンのBatch Builder、コニカミノルタのFlux、SCREENのEQUIOSと、MISとの連携した活用例にも言及する。