【page2025】第一製版印刷・プリモコンサルティング、インターロジック 補助金・助成金支援をトータルサポート 事業計画書作成、資金計画から金融機関との折衝も

補助金・助成金を支援する「プリモコンサルティング」を運営する株式会社第一製版印刷(本社・和歌山市西浜、松下孝行社長)と株式会社インターロジック(本社・広島市西区横川町、原田光治社長)は、page2025のⅮ-51ブースに出展し「受給額を最大化する最適な補助金・助成金」を提案する。
松下孝行社長は「印刷が分かっているので高い次元のアドバイスが可能です。補助金・助成金の難易度が高まる中で、事業計画書が大きなポイントになります」と述べる。同社は補助金・助成金を計画する印刷会社へのサポートをpage2025で紹介する。
プリモコンサルティングは、ビジネスモデルの構築から補助金・助成金助金申請の支援、さらには収益獲得のためのDX活用まで支援する。印刷会社の第一製版印刷とマーケティングのプロ集団・インターロジックがタッグを組む全国でも稀な企業体で、補助金申請書類の作成から採択後の報告まで行う徹底サポートにより、受給額を最大化する補助金・助成金を提案する。

第一製版印刷 松下社長

松下孝行代表は「どのような補助金・助成金が該当するかわからない、自社で補助金・助成金を申請したいが手が回らない、助成金・補助金申請を何度も行なっているが採択されない、採択される事業計画書の作成を支援してほしい、新ビジネスに挑戦したいがアイデアが出ない」といった問題を抱えている会社の課題に対して、ものづくり補助金、事業再構築補助金、東京都等の助成金の補助金事業に取り組み、印刷会社の事業拡大をサポートしてきた。

プリモコンサルティングHP(https://consul.tsuikyakumeijin.com/

プリモコンサルティングは、①着手金(計画申請時の費用)が無料、②不採択となった場合は費用が一切かからない完全成功報酬、③補助金申請書類の作成から補助金の受け取りまで徹底サポートという特徴が支持され、3年前に事業化して以降、事業再構築補助金の採択は86%という高い採択率を実現している。
こうした実績を背景に昨年のpage2024に出展して大きな反響を集めた。補助金・助成金の活用を希望する印刷会社は機材販売会社に相談をすることから、プリモコンサルティングには機材販売会社から補助金サポートの相談が寄せられた結果、同社のサポートにより多くの印刷会社で補助金が採択されたという。
補助金・助成金の申請は専門会社やメーカー担当者に依頼するケースが多いといわれるが、プリモコンサルティングの松下代表には現役の印刷会社経営者という強みがある。「印刷のことを分かったうえで、それぞれの事情に合わせて高度な次元のアドバイスができます。事業計画についても印刷を知っているという強みがあります。2年ほど前から補助金獲得の障壁が高くなっています。印刷だけではなく、すべての業種で補助金のハードルが上がっており、緻密にやっていかないと採択は難しいのが現状です。おかげさまでプリモコンサルティングの知名度は広がり、年間数回セミナーを行っています」と同社の補助金サポート事業が全国的な広がりを見せているという。

2025年補助金・助成金のポイント

2024年度補正予算が12月17日に閣議決定され、中小企業・小規模事業者関連では中小企業成長加速化補助金の創設、中小企業省力化投資補助金で「カタログ注文型」と「一般型」が新たに設けられた。従業員数に応じて補助上限額が最大1500万円から1億円まで引き上げられ、また中小企業・小規模事業者の設備投資、販路開拓、IT導入、事業継承等を支援する生産性革命推進委業(ものづくり補助金、IT導入補助金、持続化補助金、事業継承・M&A補助金)が3400億円が計上された。拡充措置として設備投資や取引実態にあわせて補助上限・枠・要件が見直され、補助率が2分の1から3分の2に引き上げられ経営計画の策定に重点が置かれている。
補助金が複雑で難易度が高まる中で松下孝行代表は「多くは専門家がつかなければ採択されなくなっているのが現状です。昨年からその傾向が強くなっています。したがって補助金を申請するお客様もレベルを上げ行かなければいけません。私たち専門家も全力でやっていきます」と述べるとともに、「経営計画、事業計画が重要です。事業計画がテストの解答用紙のように採点されます。補助金の目的を熟知した上で計画書を作ることが必要です」と述べる。
昨年に続いてpage2025に出展する。「既に引き合いが多くあり、楽しみにしています。プリモコンサルティングは、印刷会社の一部門です。始めたのは3年前ですが、ユーザーニーズは広がっています。補助金の相談から資金調達で金融機関との折衝で相談されることがあります。私は第一製版印刷に入社前は、大手銀行で法人営業をしていましたから、そうした経験を生かして今後は金融面でのサポートも行っていきたい」と今後の展開を述べている。

プリモコンサルティング

【補助金申請支援】
松下 孝行氏 株式会社第一製版印刷代表取締役。事業再構築補助金、ものづくり補助金をはじめ多数の補助金のサポートを行う。大阪大学経済学部卒業、7年間の銀行在職後、株式会社第一製版印刷に入社。自社の設備導入の際、ものづくり補助金の申請を行い、補助金を活用するようになった。上場企業から依頼を受け、補助金申請の講義を行った実績もある。ものづくり補助金や事業再構築補助金の申請業務が難しいことからノウハウを同じ中小企業の経営者に提供している。

【ビジネスモデル構築支援】
原田光治氏 イリスグループ代表取締役。これまでに手掛けたビジネスモデルは100を超える実績がある。大手流通業から総合印刷会社を経て30歳で起業。日本で初のデジタル印刷機を購入し印刷業の新たな業態開発を行う。その後インターネット草創期から事業化に取り組みその後デジタル広告事業、IT研修事業、ソフトウェアベンダーとして事業の多角化を図る。また理念に事業創造企業と定め、これまでに23社の会社を設立しあらゆる分野の事業サービスを行っている。さらに全国の有力印刷会社70社で協業化を図ることを目的にクラウドマネージメント協会という団体を設立し、事務局長として全国の会員企業の新規事業構築をサポートしている。

インターロジック 原田社長

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