リコージャパン株式会社は2月19日から21日まで、サンシャインシティコンベンションセンターで開催される印刷メディアビジネスの総合イベントpage2025に出展する。会場では“選べるSmall DX 小さなことから「変革」は始まる”をテーマに、印刷会社やパートナー会社との共創による印刷現場の変革を提案する。

印刷会社には様々な業務があり、それぞれヒューマンエラー、作業負荷などの課題を抱えている。リコーではそうした課題に対し、手軽に取り組めるソリューション“選べるSmall DX」を提供している。同社のSmall DXは改善したい業務に必要なソリューションを選んで導入できるため、コストや手間を抑えながら成果につながりやすく、また、変革の第一歩を踏み出せる。

ブースでは宛名データを整合する『クレンジングお手伝いRobo』や封入時の検品を効率化する『検品システム』などを出展する。このほかカラープロダクションプリンター『RICOH Pro C7500』を実演しながら新ビジネスの創出を提案。工場内の運搬作業を自動化する無人搬送車『RICOH AGV 3000』も出展する。

【選べるSmall DX】

クレンジングお手伝いRobo

簡単な操作で宛先リストの整合性をサポート。手軽に必要なデータの抽出作業を行えるようになり、特別なエクセルスキルなしに作業の低減が可能になる。

FusionPro

パーソナライズされた印刷物の作成が可能なバリアブル印刷ソフトウェア。専門的なプログラム知識が不要で、使い慣れたAdobeの操作環境やデザインデータをそのまま活用可能。

RICOH JobSubmit Robo

印刷指示書を読んで印刷サーバーに自動でジョブを送信するRPAプログラム。これまで手作業で行っていた印刷指示や印刷設定の作業が自動化され、時間短縮により生産性を向上する。

検品システム

封入物に印字されたバーコードや二次元コードを読み取るだけで、所定のフォーマットに記述されたリスト情報と照合。送付物が間違いなく揃っているかを簡単に確認することができる。

RICOH Auto Color Adjuster

デジタルの力で煩雑な作業を効率化するカラーマネジメントソリューション。大きな負荷となっていた属人的な色合わせ、色管理作業を軽減する。

【主な出展機器】

RICOH Pro C7500

特色トナーを搭載できるカラープロダクションプリンター。最大８種類の特色トナーが幅広い表現を可能にするほか、薄紙から厚紙、凹凸紙、粗面紙など様々な用紙への対応が可能になる。また、用紙の設定や調整、機器の利用状況やメンテナンスの管理をデジタル化する。

RICOH AGV 3000

工場内の運搬作業を自動化する無人搬送車。小回りが利き、狭いスペースでも運搬が可能で、工場や倉庫内での人材確保の課題解消に貢献する。