【page2025】トヨテック PUR無線綴じ機「SEB-400Pur」と自動レイフラット製本機 「HPB-13HG」 筋押し・折り・合紙製本行程をワンパス化したトータルソリューション 

株式会社トヨテックは2月19日から21日までサンシャインコンベンションセンターTOKYOにて開催されるpage2025に出展する。出展ブースはD-34。

同社は少量多品種・デジタルプリントのワンストップソリューションの実現をサポートし、デジタル印刷の前・後加工機を提案・提供をしている。

本身の厚さ測定、サイズ切り替え不要、表紙も自動筋押し給紙
PUR無線綴じ機「SEB-400Pur」

「SEB-400Pur」はデジタル印刷により中ロット~少ロット、多品種の無線綴じ製本がセット替えなしで効率良く行える。ソフトカバーの筋押し自動供給機能がプラスされより能力が向上した。またPURタンク横に洗浄剤タンクを併設した事でPUR糊の寿命が長くなり糊チューブの詰まりが解消。使用後に切り替えレバーで洗浄剤タンクに切り替えて洗浄剤でPURを押し出す仕組みとなっている。タンク内の糊はシャッターヘッドによってある期間は空気に触れないようになっている。
同製品はタッチパネル方式で、表示だけではなく各種パラメーターの設定、呼び出しが簡単にでき、厚みの設定やサイズの設定等のセット替えは必要ない。
糊付け前に製本強度を上げるため、回転カット刃によるミーリング加工が自動で行われ、この工程によりPUR糊が紙繊維にしっかり入り込み強固な製本となる。
PUR無線綴じ製本の場合、中・少ロットでも比較的数量があるため、表紙積載量は90mmと十分な量を確保している。表紙の正確な位置へのセットで時間がとられないため、誰が操作しても高い生産性を発揮できる。

「SEB-400Pur」

筋押し、折り、合紙製本行程のワンパス化でワークフロー効率が向上
自動レイフラット製本機 「HPB-13HG」

「HPB-13HG」は最大33x90cmのプリントをセットすると全自動で33x45cmのレイフラットアルバムを完成させ、排出する。
同製品は連続動作時600サイクル/時の速度で稼働する。色々な種類のレイフラットアルバムを誰でも簡単なオペレーションで操作できる。152 x305mm~330 x900mmサイズプリントの製本が可能で、プリント同士~0.75mmの厚い中台紙の製本にも対応できる。また、ホットメルト糊を使うので合紙製本する材料は問わず、紙、合成紙、PVC、PETなどが使用可能。レジンコート処理をした印画紙同士、インクジェット専用紙同士の合紙製本もできる。同製品は筋押し、折り、合紙製本を機械内部で連続処理する。オフラインで行っていた確認作業は不要となり、製本中には前準備、後工程作業が行えるため作業効率が向上する。

「HPB-13HG」

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