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【page2025】グローバルグラフィックス デジタルフロントエンドとカラーマネジメントを中心にソリューション出展 ~ 2月19日に“AIが切り拓く産業用印刷の新時代”で無料セミナー

グローバルグラフィックス株式会社は2月19日から21日まで、サンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2025に出展し、デジタルフロントエンド(DFE)とカラーマネジメントを中心とした同社のソリューションを提案する。ブース番号はD-45。

今回、page2025では、iC3D、ColorAnt、CoPrA、ZePrA、STEPZ、SmartDFE、Harlequin Core SDK などのデモンストレーションを予定。特に、以下の2つのバリアントに分かれたSmartDFEの紹介と、高品質なカラーマネジメントに焦点を当てた解説に力を入れる。

page2025初日の2月19日には会場となる文化会館4階の展示ホールB特設会場で、『AIが切り拓く産業用印刷の新時代』をテーマとした無料セミナーを主催する。

【SmartDFE】

SmartDFE for Labels and Packaging

従来のSmartDFEをベースにし、ラベルおよびパッケージ用途に特化したバリアント。

業界初のAIアクセラレーションに対応したラベルおよびパッケージ用インクジェット印刷機向けDFE。これまで印刷業界では、高品質な出力を実現するために、熟練オペレーターのスキルや経験、さらには直感に大きく依存してきた。しかし、専門家の減少が進む中で、こうした知識や技術をどのように保持し、効率的に活用するかが大きな課題となっている。同社の「Streamline Autotune AIテクノロジー」は、この課題に正面から取り組むために開発された。これにより、オペレーターへの依存を抑えながら、専門知識を維持し、再現性の高い高品質な印刷を実現する。

SmartDFE for Industrial

スマートファクトリーにインクジェット印刷ステーションを統合するための新しいバリアント。

この製品は革新的で市場実績のある受賞歴を持つコンポーネント群から構成されており、貴社のエンジニアリングチームが独自の価値を付加するための柔軟な領域と機能を提供する。これにより、スマートファクトリーにインクジェット印刷ステーションを容易に統合することが可能となる。また、SmartDFEはOPC UAに対応しており、印刷機、クラウド、モバイルデバイス、およびアプリケーションとの堅牢かつ安全なコミュニケーションを確立できる。これにより、リモート監視や予知保全など、スマートファクトリーを支えるさまざまな先進機能をサポートする。

【高品質なカラーマネジメント】

現在、同社ではColorLogicのカラーテクノロジーに対する印刷機メーカーからの引き合いが激増している。顧客ごとに抱える課題や解決したい問題は多岐にわたるが、特にインクジェット印刷におけるさまざまな課題を解決するため、高品質なカラーマネジメント技術への需要が著しく高まっている。

ColorLogicのソリューションは、スポットカラーや多色印刷(ECG)において卓越した処理能力を発揮し、ISO 20654に基づくSCTV曲線を適用することで、スポットカラーの高精度な再現を実現する。特に、スポットカラーのティント(濃淡)を正確に再現できる点が大きな特長となっている。

さらに、プロファイルの更新機能により、プレスでの安定したカラー出力が保証される。この安定性は、繰り返しジョブにおける色再現性を向上させるだけでなく、印刷機のセットアップ時間を最小限に抑える上で重要な役割を果たす。また、小さなチャートを利用することも可能である。

ColorLogicの技術スタックは、優れたデバイスリンクプロファイリングとガマットマッピングを提供し、特にSmartLinkプリセットによる一貫した色再現が特長。このプリセットを活用することで、より広い色域を正確に再現し、高品質なカラーレンダリングを実現する。

【無料セミナー】

page2025展示会初日の2月19日(水)10:30より、page2025会場内(展示ホールB)のセミナー会場で、『AIが切り拓く産業用印刷の新時代』をテーマに無料セミナーを開催する。セミナーは、page2025事務局が用意した3つのミニセミナー枠を統合し、2時間10分にわたる拡大セッションとして実施する。セミナーには、Global Graphics SoftwareのマネージングディレクターであるJustin Bailey氏と、同社の製品・サービス担当副社長であるEric Worrall氏が登壇する予定。日本語の逐次翻訳付き。

印刷業界では、これまで高品質な出力を実現するために、熟練したオペレーターのスキルや経験、さらには直感に大きく頼ってきた。しかし、こうした専門家の数が減少する現在、業界は大きな課題に直面している。それは、オペレーター個人への依存を抑えつつ、彼らの専門知識をどのように保持し、効果的に再現するかという課題といえる。

セミナーでは、熟練した印刷エキスパートの知識や意思決定プロセスを、インテリジェントなソフトウェアに統合するというGlobal Graphics Softwareの革新的なアプローチを紹介。高度なアルゴリズムや機械学習、さらに直感的なユーザーインターフェースを活用することで、Global Graphicsの産業用インクジェット印刷機向けソフトウェアコンポーネントは、徹底したトレーニングを受けなくても、オペレーターが最高の速度、品質、生産性を実現できる環境を提供する。

・日時:

2025年2月19日(水)10時30分~12時40分

・会場:

サンシャインシティコンベンションセンター (東京池袋)
展示ホールB(文化会館4階)のpage2025内のセミナー会場内

・対象:

産業用インクジェット印刷機の企画・開発者、またはスマートファクトリーに印刷ステーションを追加することを考えている企業の担当者

・言語:

英語(日本語逐次通訳付き)

・聴講料:

無料

・セミナー
事前登録:

不要(座席数:80席、参加者がこの人数を超えた場合、立ち見になるか、最悪入場できない可能性があります)

<セミナースケジュール>

SmartDFE:AIアクセラレーションに対応した高速シングルパスインクジェット印刷機用デジタルフロントエンド(約2時間)

・Smart Performance: AIベースのRIPチューニングを使用して生産性を自動的に向上
・Smart Quality: 印刷のエキスパートがいなくても最高品質の印刷が得られる
・Smart Control: カスタマイズ可能なインラインRIPコントローラー
・Smart Connectivity: OPC UAに対応し、高度な接続性を提供
・Smart QI (Quality Inspection): 画像検査装置との直接リンクが可能
・Smart Workflow: カスタマイズされたワークフローを作成可能
・Evaluating SmartDFE: SmartDFEの評価

<登壇者>

Justin Bailey氏(Global Graphics Software マネージングディレクター)

産業用インクジェット市場向けのデジタル印刷技術の卓越性を追求している。パートナー企業のデジタル印刷システムを最適化し、最高の印刷品質と速度を実現するとともに、市場投入までの時間を短縮することに注力している。

Eric Worrall氏(Global Graphics Software 製品およびサービス担当副社長)

製品管理と技術サービスのチームを率い、製品戦略、ポジショニング、ビジョンを担当している。先見的なアプローチによりGlobal Graphicsは産業用インクジェット印刷市場向けのソフトウェアコンポーネントの革新的な開発者として高く評価されている。

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