理想科学工業株式会社は、プロダクションプリンター「VALEZUS T2200」をはじめ、高速インクジェットプリンター「ORPHIS GLシリーズ」、デジタル孔版印刷機「RISOGRAPH MHシリーズ」など各種出力システムを出展し、プリントニーズに応じたシステムの提案を行った。ブース内にはプリント事例なども展示し、具体的に何が出来るのか、プリント技術を生かした提案の可能性を示した。

その中でも、多用途インクジェットプリンターも出展した。同プリンターは、様々な紙材や形態にも手間なくプリントできる”多様性”、サイズ・紙送り・搬送・搬出を用途にあわせてカスタマイズできる”拡張性”、水ににじまない油性顔料インクの”耐久性”を特長としている。
会場では、木材や段ボールへのプリント見本が展示され、幅広い活用用途を紹介。昨今、段ボールパッケージへの印刷が増えつつある市場に向けて、商品や取説などへのプリントの可能性を見せた。

また文書の見やすさ自動判定ツール「ヨミヤス」も紹介した。同ツールを使うことで説明書や申込書など見やすさが損なわれがちな文書を判定し、見やすさの基準を満たしていない箇所が自動で可視化。その評価レポートをもとに変更することで、読みやすい書面デザインにすることができる。