【page2024レポート】ハイデルベルグジャパン 印刷レベルを引き上げ、インキコストを20%削減する新技術「マルチドット」発表

ハイデルベルグジャパン株式会社は、page2024に出展し、新開発の技術「マルチドット(MultiDot)」を紹介した。

マルチドットは、最適化された異なるサイズのクラスターを持つマルチクラスター構造技術を使用している。ドットを規則的な小さなサイズのグループに集約することで、従来のスクリーニング線数や角度の特性を維持している。
マルチドットの特長は、低スクリーン線数を使用することで印刷工程全体を通して均一性、安定性、再現性を維持でき、全ての工程を効率化することができる。従来のAMでは苦手としていたモアレも低減するほか、ロゼッタパターンが目立たなくなるなどクオリティ向上も期待できる。
このマルチドットテクノロジーにより、ハイデルベルグの検証では、インキを20%削減。これにより材料コストの削減だけでなく、化学薬品や水の使用量を減らし、エネルギー消費を抑えることも期待できる。

新技術「マルチドット」を公開

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