公益社団法人日本印刷技術協会（JAGAT、塚田司郎会長）は2月14日、サンシャインシティコンベンションセンターで印刷メディアビジネスの総合イベント「page2024 」の展示会を開幕した。

今回は出展企業148社・出展小間数447小間の展示規模で展開され、新型コロナウイルス感染対策の制約ない開催となる。

会期初日の2月14日、オープニングセレモニーが執り行われた。開会の挨拶で塚田司郎会長は「コロナ禍で社会のデジタルシフトが進み、印刷需要の減少とDXへの対応が業界全体の課題となっている。そんな中で印刷会社が求められるのはリスキングであり、自社のリソースを見直し新しいサービスを提案することが必要となる。しかし一つの会社のリソースには限界がある。現代は他社と繋がり、リソースを組み合わせて現代のマーケットにサービスを提案していく時代である。今回のテーマの『連携』はそのような時代にふさわしい言葉であると思っている。多くの来場者が来ることを願い、開催の挨拶としたい」と展示会の趣旨を語った。

その後、塚田司郎会長、経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課の渡邊佳奈子課長、日本印刷産業連合会の北島義斉会長、全日本印刷工業組合連合会の滝澤光正会長、日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会の錦山慎太郎会長、日本グラフィックサービス工業会の岡本泰会長、プリプレス・デジタルプリンティング協議会の山田周一郎会長によるテープカットでpage2024は開幕した。