【page2024】GMG ジャパン 特色の掛け合せの再現性と安定性を向上させるカラーソリューションを紹介
GMGジャパン株式会社はは2月14日~2月16日に東京・池袋サンシャインシティにて開催されるpage2024で、特色対応色変換ソフトウエア「ColorServer Multicolor」、モニタープルーフソフトウエア「ColorPlugin」、展色見本作成ソフトウエア「ColorCard」を出展し、パッケージや雑誌の表紙に多用される特色のべた、かけ合わせの再現性を向上させたカラーコミュニケーションを実現するトータルソリューションを提供する。
「ColorServer Multicolor」は多色(CMYK、特色)の印刷、製版をDX化できるプロダクション向けのソリューション。すべての特色を出力機の色空間(CMYKまたはCMYKOGV)に自動的に色変換し、ブランドオーナーが求める印刷結果を得ることができる。
マルチカラーの色分解の自動化もできるため、品質の安定化と効率化が期待できる。パッケージ印刷におけるマルチカラーの色変換において高品質化もでき、マルチカラーのプロファイラー「GMG OpenColor」と色変換サーバー「GMG ColorServer」の連携で最大7色の広色域な印刷が可能になる。
印刷方式に応じたマルチカラーのプロファイル生成により高い汎用性も実現し、独自のアルゴリズムにより特色の掛け合わせの色を予測。ミニストリップを測定することでマルチカラーのプロファイルを作成できる。
「ColorPlugin」では、パッケージ印刷における特色製版データの作りこみを、モニタープルーフを活用して効率的に行う事ができる。困難な特色の掛け合せデータの色分解を自動で処理することができ、「GMG OpenColor」で生成したマルチカラーのプロファイルと連動する事で、特色製版が簡単に処理できる。オペレーターのスキルに左右されることなく特色版作成ができ、CMYKから最大4色までの特色版に自動色分解ができる。RGBから最大7色のCMYK+特色に自動色分解することもできる。
また、特色の掛け合せ(オーバープリント)がモニターで色再現確認が可能なため、Lab画像を生成する事で特色の掛け合わせの色も正確に表現できる。
「ColorCard」はパッケージ印刷の展色見本作成をデジタル化できる印刷業界向けのDXソリューション。
パッケージ印刷に関わるすべてのパートナー間で信頼性のある展色見本を共有でき、クライアント、インキメーカー、印刷会社間で同一の色再現を共有可能。展色見本の品質安定性向上し、デジタル化した展色見本はキャリブレーションされたインクジェットプリンタと「GMG ColorProof」によって常に安定した品質結果が得られる。
展色見本におけるインキの調肉、調合の生産性向上。デジタル化により調肉、調合が不要。CCMの分光反射率をターゲットの色として使用できる。また、インクジェットプリンタ出力の展色見本でプロセスを効率化でき、展色見本作成における大幅な時間短縮とコストダウンが見込める。