【page2024】ジェイエンタープライズ 印刷関連中古機の高価買取・販売 ~ 印刷中古機専門商社として国内最大級の1,000坪の倉庫を備え顧客要求に応える
ジェイエンタープライズ(スニッシュ パラケル社長)は20年以上に及ぶ中古印刷機械・後加工機械、関連機器の高価買取、輸出の専門総合商社としての実績をベースに、中古印刷機の国内販売を展開している。2月14日から16日までの3日間、サンシャインシティコンベンションセンターで開催される印刷メディアビジネスの総合イベント『page2024』に出展し、印刷会社の資産である遊休印刷機、更新印刷機の有効利用を訴える。
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印刷・製本関連機器の中古機は導入費用が安く、なおかつ短期間での導入が可能なことから投資効果が高い。このため、設備投資の一つの選択肢となっているほか、不要になった設備を売却することで次の投資の資金にもなる。国内外で再利用されることでサスティナブル性の面でも有効な手段にもなる。
同社は日本在住39年のスニッシュ パラケル氏が2001年に設立。以来、日本全国を対象に中古印刷機械・加工機械、関連機器を高価で買取し、海外に輸出してきた。埼玉県さいたま市岩槻区に印刷関連中古機械の輸出専門総合商社としては国内最大級の1,000坪の倉庫を備えており、機械の引取り、搬出スケジュールに柔軟に対応できる。
8棟で構成されるさいたま市の倉庫には各種オフセット枚葉印刷機やラベル印刷機をはじめ、丁合機、断裁機、折機、製本機、打ち抜き機、マーブル貼機、計数機、乱丁防止装置、ミシン機、筋入れ機、バンド・結束機、製版機、ハンドリフト、フォークリフト、ドリルなどの印刷関連機器が並び、保管機器は半年間で約半数が入れ替わる。コンプレッサーやローラーなどの周辺機器や各種部品、ケーブルも在庫しており、急な修理が必要になった場合でも部品調達が可能になる場合もある。
同社営業部長のスジェイ パラケル氏は、「当社の特徴は一つの分野に特化せず、印刷全般の機械を買取、販売していることです。何か役に立つことがあるかもしれないという“もったいない”の精神で、使える物は在庫する方針です。例えば、コンプレッサーの調子が悪く、更新しようにも製品入荷まで1ヵ月かかるような場合、当社の倉庫から適切なコンプレッサーを調達されるケースは少なくありません」と述べる。火事や水害にあった機械もできる限り買い取る。使える部品を確保するほか、「工場を再建しようにもスクラップでは前に進みません。少しでも資金が得られるようできる範囲内で、災害に遭った機械も買い取るようにしています」という。
同社の長年の実績と経験は、日本国内の搬入据え付け・仕入れから搬出・通関業務を経て海外へ輸出し、さらには希望によりメンテナンスまで、幅広い顧客のニーズに応える体制を支えている。精密機械である印刷関連機器の搬入や移設の際には全国の専任の電気関係の技師とメカニック、重量物搬送担当者のネットワークで、迅速かつ丁寧に必要なすべての作業を行う。販売先もグローバルのネットワークを持ち、世界約30ヵ国以上の企業への導入実績がある。
最近では国内販売にも注力。2014年の製造でわずか150万回転など状態の良い“新中古機械”や、ほぼ未使用の機械も数多く在庫している。スジェイ氏は「代表のスニッシュが創業して23年、当社は長らく印刷業界でお世話になっています。当社には機械の調子が悪くて困っている、新しい事業のために効率的に投資したいなど、様々なご相談が寄せられていますが、日本の印刷業界を盛り上げるため、できるだけ要望に沿った買取、販売を心がけています」と顧客に寄り添う姿勢を続けている。同社では「処分に困った中古機械や、不要になった中古印刷機械・産業機械・関連機器等がございましたら、全国どこでも無料で査定をいたしますので、お気軽にご連絡下さい」と呼びかけている。page2024のブースでは中古機械、遊休機械の相談などを受け付ける。
【取り扱いサービス】
▽機械買取▽機械販売▽機械搬出・移設▽機械処分
【取り扱い機械(各種メーカーの中古印刷機全般)】
▽印刷機関連=オフセット印刷機、軽オフセット印刷機、ビジネスフォーム印刷機、シール印刷機、スクリーン印刷機、ラベル印刷機▽製本機械関連=トムソン、断裁機、紙折機、中綴じ機、無線綴じ機、穿孔機▽製版機械関連=CTP、イメージセッター▽その他、紙工関係機械全般