【page2023】ムサシ 加飾による差別化で、新たなビジネス創出を提案~立体物にプリントできるT3-OPXなどを出展
ムサシは2月1日から3日まで、東京・東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2023に出展で、加飾による差別化と、自社のアイデア次第で新たなビジネスチャンスを生み出す商品を提案する。
ブースにはマルチパーパスプリンター『T3-OPX』、オンデマンド印刷専用後加工機『DC-2』、『DC-30』の3機種を中心とした高付加価値印刷・加工機器を提案する。また、新規顧客獲得に向けたWEB コンテンツ制作・配信システム『QLEAR(キュリア)』も紹介する。
『T3-OPX』は様々な厚みの多種多様な材料への印刷を可能にした画期的なプリンター。プリンターヘッドの高さが自動で調整される機能が備わっており、製函済み段ボールのような厚みのある材料から極薄の材料まで幅広い厚さに対応する。材料を搬送するコンベア状のテーブルは幅広で(600mm、1,000mmの2種類)、大きな材料も搬送することができる。この「プリンターヘッドの自動高さ調整」と「搬送テーブル」で多種多様な材料への印刷を可能にした。
『DC‐30』はフィルムを交換するだけで9色の箔加工や表面保護もできるホットラミネート加工に対応する。加工は1枚から可能。箔加工はプリンターのトナー部分に箔を転写するため型や版が必要ない。
給紙部には最大高さ80mm(A3サイズは40mm)まで積載可能。用紙をセットすると、5段階の風量調整ができるエアサクションで薄い紙から厚い紙までスムーズに自動搬送され、加工から排出まで自動で行われる。また、ラミネート加工時は自動的にカットされる。『DC‐2』はトナー部分に箔を転写し無版・無型で加工するオンデマンド光沢加工機。
『QLEAR(キュリア)』は印刷会社の持つDTP 技術を活かして①「クーポン配布」「ルーレット抽選」「スタンプラリー」などスマホコンテンツの作成・管理、②デザインQR やNFC を利用した配信ツールの作成・管理、③コンテンツ活用による印刷物の効果測定を実現するスマホコンテンツ制作システム。紙メディアとデジタルメディアを融合したビジネスを展開することができる。
同社ではこのほか名刺・カードプリンター『MP-300Duo』、印刷業総合業務管理システム
『M BOOSTER』を出展する。