【page2020】設楽印刷機材 クラウドデジタル印刷ワークフロー『CleverForce』
設楽印刷機材はクラウド型デジタル印刷ワークフローサーバー「CleverForce(クレバーフォース)、デジタルラベルフィニッシャーの新製品「DLF MH―6」などデジタル印刷加工機器を出展する。
CleverForce(クレバーフォース)は一般市場で潜在的に埋もれているドキュメント需要を印刷業界に顕在化させるためのツールとなるシステム。一般企業のMFP(複合機)やPODプリンター等の出力機を一元管理し、PDFワークフローを構築。従来のPDFワークフローやワークフローサーバーと異なり、新しい発想のUX(UsereXperience)が顧客の様々な環境への対応を可能にした。3モデルが用意され、POD業務の生産性向上やワークフローの効率化、多種多様なプリンターの一元管理、多彩なプリントサービス、印刷プロセスの効率化によるSDGsへの取組みを実現する。
CleverForceは、オフィス・プリントショップ、学校、研究室、図書館、塾対応の「SD model」、オフィス(高速出力5台~)、小規模印刷業、プリントショップ、印刷室(インプラント)、レンタル&バーチャルオフィス、提案出力の多いコンサルタント会社向けの「MTmodel」、印刷業、バリアブル出力・大量出力用用途、オフィス(高速出力機10台~)、事業所間ワークフロー構築用途等向けの「XTmodel」をラインアップする。
page展ではデジタル印刷の後加工機器のデジタルラベルフィニッシャー「DLF MH―6」を発表する。新製品は国際的に有名なブランドのWebガイドシステム、高精度磁性粒子クラッチ付きシングル3インチ巻き戻しシャフト、ロールエンドストップ装置で構成される。ダイカットモジュールは航空機で使用されている堅牢なマグネシウム合金で作られ、簡単に自動位置合わせを行う。ダイカッティングユニットは全部で6ヘッド、最大加工速度20m/分。ヘッドセットはパネル入力により自動で制御する。ドイツのRexrothモーターと高度なRexroth制御システムはサーボ駆動され、安定した高精度のダイカット作業を維持する。
また世界最高のリニアモーションガイドレール(THK)と超精密ベアリングの装備。耐摩耗性は6~8年以上で、リニアモーターの位置検出は有名なドイツの磁気エンコーダー(SICK)によって制御され、作業時間中、正確なダイカット位置を追跡する。構成は高速ホットスタンプ、高速平圧ダイ、磁気マグネットシリンダーダイ、ニスコーターなど。機械フレームおよび鋳造の構造は鋳鉄から3年経過品を使用し精密機械加工し、フレームの変形を最小限度に留めている。
最大メディア幅は350mm(標準)で、特注により500mm超も可能。最大ラベル加工サイズは330mm×980mm、カット速度は機械直性最高速度145m/分、10m~20m/分(角R矩形 加工実測)。カッターヘッドの最小間隔76mm、カッターヘッドの最大間隔280mm、給紙ロールの最大巻直径650mm。