【page2020】ムサシ POD向け光沢加工機を出展
ムサシはpage2020で、加飾による差別化と自動処理による省力化を実現し、新たなビジネスチャンスを生み出す商品を紹介する。
注目されるのは自動給紙 光沢・ラミネート加工機『DC―20』。箔押し、ニス引き(ドライコート)、ホットラミネートの3種類の加工を1台で処理するオンデマンド加工機で、高い小ロット適性を持つ。金箔押しではオンデマンドプリンターで出力したトナー部分に箔を転写する。版が不要のため、大画像や細かい画像も箔で表現することができる。
箔の色は金、銀、艶消し金、艶消し銀、ピンク、青、緑、赤、ホロ箔の9種類。ニス引きでは用紙全面に透明樹脂を転写し、光沢性を高める。ラミに比べて膜厚が薄いほか、仕上げ断裁が必要なく、下敷きも不要で用紙もカールしない。
ホットラミネートでは印刷物の表面保護にラミネートフィルムを加工。POD印刷物専用のラミネートフィルムで、グロスとマットが用意されている。加工速度は5~15ppm(A4横通しの場合)、最大加工有効サイズは幅315mm、長さ600mmで長尺にも対応する。ブースではオンデマンド箔押メーカー『DC‐2』も出展。今回は新製品の専用オートフィーダー『DF‐2』と連結して展示される。
今回は参考出品ながら自動給紙B2サイズカッティングプロッター&簡易クリース『AFR‐24S』を出展。高レベルのカット、筋押しシステムで、自動シートフィードシステムを備えて操作を簡素化する。最大620×710mmシートサイズに対応する。
このほかブースでは印刷業総合業務管理システム『M BOOSTER STANDARD』、名刺・カードプリンター『MP‐300Duo』を出展。X―Y方式レーザー加工機『C‐1802』、ガルバノ方式レーザー加工機『EASY』は隣接するコムネットブースに出展される。