【page2020】ビジネスイーブレーン CO2排出量も”見える化”、MIS『P‐MAN』
ビジネスイーブレーンはpage2020に『PRINT MANAGER』(P―MAN/総販売代理店:モトヤ)を出展する。今回は『CO2排出量 自動計算機能』とOSのバージョンアップに伴うデータ資産継承を含めて紹介する。
P―MANは、営業情報を正確に早く、顧客・制作・製造部門に伝えることでサービス・生産性の向上、ミス・ロスを低減し、利益向上を図る印刷情報管理システム。20~60名の中小印刷会社を対象にパッケージベースで開発しており、イニシャルコストを低く抑えることができる。
印刷業は不確定要素や仕様変更が多く、情報伝達の不確定・遅れによる事故の発生率が他の製造業に比べ20倍起きているとされている。販売開始以来、実績150社以上をほこるP―MANは、『営業の商談』→『見積承認』→『見積提出』→『成約』の営業プロセスを情報化することで、組織的な営業展開を可能にする。これにより成約率・利益率を向上するとともに、製造現場への営業情報を正確に伝達して事故の発生率を抑え、迅速なスケジューリングで生産性をアップさせる。また、営業担当者はクライアントに制作・印刷の状況をタイムリーに伝えることで、不要な仕様変更を少なくする。
基本機能は見積管理、受注管理、作業指示、工程予定、実績管理、原価管理、販売管理、在庫管理。単なる数値管理だけでなく、データからタイムリーに可視化することができ、会社の目標の共有化や、個人実績の見える化、表彰制度への活用、作業予定と実績時間の比較など、情報から〝アクション〟に結び付ける。
管理者は個々の状況を把握するとともに、組織全体の損益構造を細分化することで損益構造を分析。これにより正しい問題発見ができ、経営資源の選択と集中に向けた意思決定に有用な情報を得ることができる。また、多くのユーザーからの意見を基に『見える化』のための解り易い機能、グラフ・ビジュアル・色での表現などをリアルタイムで発信するダッシュボード機能を提供している。
各種伝票、指示書のフォーマットはユーザーが自由に変えることができる。このため、フォーマットの変更に伴う費用が発生せず、外部委託による時間的なロスが抑えられる。
『CO2排出量 自動計算機能』では印刷物の見積時にCO2の排出量を自動で計算する。これにより環境保全に取り組むクライアントに高い付加価値を提供することができる。また、保守によりWindows10などのOS等のバージョンアップも対応し、二重投資を防ぎ、大切なデータの継承を行う。
現在、P―MANは富士フイルムグローバルグラフィックシステムズのワークフローシステム『XMF』、『XMF Remote』、小森コーポレーションの印刷機の稼動状況の可視化と工程管理のソリューション『KP―Connect』との連携を進めており、P―MANの受注情報を活用した自動化や生産情報のフィードバックが可能になる。