【JP2025】AI、業態変革、ARなどをテーマに会期中、充実したセミナー~3月13・14日インテックス大阪
3月13日・14日の両日、インテックス大阪で開催されるJP2025・印刷DX展では、両日ともにセミナーが開催される。現在、参加受付中で、いずれのセミナーも定員30名。一部セミナーは定員となったが、会場を変更して増席。定員になり次第締切。
参加申込ページ=https://jp-ten2025.ex-system.jp/
3月13日(木)
11:00~12:00
未来の印刷現場を創るDX戦略
~AI×感性脳科学×製造見える化で収益・効率・品質を革新~
武智 太郎氏
(コニカミノルタ株式会社プロフェッショナルプリント事業本部開発統括部市場デジタル化推進部GTM推進グループ)
川口 奈緒子氏
(コニカミノルタ株式会社プロフェッショナルプリント事業本部PPHマーケティング統括部ビジネス開発部売れるを科学するグループ)
小林 与晴氏
(コニカミノルタジャパン株式会社プロフェッショナルプリント事業部ビジネスDX商品統括部DX商品企画開発部)
【内容】
画像生成AI 「TWOCAT」でクライアントの多様なデザイン要求を瞬時にキャッチ、感性脳科学に基づき定量的評価を行う「EX感性」と連携。要求デザインの提供スピードと価値向上を同時に実現する方法を解説。
また、工程の進捗管理システム「JobManager」による現場の「見える化」で、現状把握から各工程の効率向上、損益管理につながるデータ収集など。今後のビジネスにおけるヒントとなる様な最新事例を共有する。
経営者はもちろん、制作・営業・技術者の課題を解決するため、各製品担当によるパネルディスカッション形式で、実践的なノウハウをリアルタイムで届け、参加者からの質問に答えながら、今後の印刷DXについて共に考えていくセミナー。
13:00~14:00
高性能をコンパクトに!Revoria Press EC2100の魅力を徹底解説
鎌形 明氏
(富士フイルムビジネスイノベーション株式会社グラフィックコミュニケーション事業本部 バリューイノベーショングループ )
【内容】
最新のプロダクションプリンター「Revoria Press EC2100」をご紹介するセミナーを開催。
「Revoria Press EC2100」は、コンパクトなデザインながら、5色印刷機能を搭載し、印刷品質の向上と自動化を実現した。高い基本性能を誇るRevoria Press EC2100の魅力を、わかりやすく伝える。
※ セミナー終了後にはセミナー参加者をブースに案内し、実演を行う。
15:00~16:30
印刷もできる印刷会社の業態変革とは?
~ものづくりをしながら継続受注するための手段教えます~
<パネラー>
大洞 正和氏(大洞印刷株式会社 代表取締役)
岸 昌洋氏(株式会社正文舎 代表取締役社長)
黒木 伸治氏(株式会社アーツ 代表取締役社長)
<コーディネーター>
岡本 泰氏(株式会社クイックス 代表取締役社長)
【内容】
本パネルディスカッションのテーマである「印刷もできる業態変革」とは、印刷業が従来の枠を超え、新たなビジネスモデルを採り入れることによって、生き残りや成長を目指す戦略を指す。印刷サービスの提供に留まらず、付加価値を加えた業態へと変革することを意味する。
印刷業単体では市場縮小が続く中、「印刷もできる」、新たな業態に変革することによって、競争力を高めることが可能となってきた昨今、特にデジタル技術・マーケティングとの融合やサブスク・エコ対応の強化は、今後のトレンドとして重要となる。
その具体的な業態変革の方向性としては、①マーケティング支援型印刷業②IT・DX(デジタル変革)を活用した印刷業③ノベルティ・グッズ制作業への展開④サブスクリプションモデルの導入⑤環境対応型印刷業⑥教育・研修・コンサルティング業務への展開などが挙げられる。
本パネルディスカッションでは、これらの取り組みを先駆的に行うことによって、業態を変革している4社の代表者が意見を交わす。
※好評につき増席。会場を変更して収容人数拡大。
3月14日(金)
10:00~10:45
変革の時代を生きるために、黒字につながる経営を
野間 巧氏
(株式会社のぞみ経営パートナーズ 未来会計部門 部長)
【内容】
現代の経営環境は、テクノロジーの進化、グローバル化、消費者ニーズの変化、予測不可能なリスクなど、不確実性が高まっている。このような状況では、企業が持続的に存続、発展するためには、経営計画の策定が必要不可欠。
経営計画は、企業のビジョンや目標を明確にし、戦略的な意思決定の指針となるだけでなく、社内外のステークホルダーと共有することで組織の一体感を高める。また、目標との予実管理を行い、データや市場分析を基に柔軟に軌道修正できる仕組みを構築することで、急速な環境変化にも対応可能。
経営計画は、単なる指針ではなく、企業の存続と発展を支える重要な戦略ツールとなる。
11:00~12:00
生成AI ×印刷業
~生き残る企業の条件・共闘のススメ~
<対談者>
大橋 慶三氏
(株式会社光文堂 販売推進部 次長)
宮本 泰夫氏
(株式会社バリューマシーンインターナショナル 取締役副社長)
【内容】
印刷会社が生成AIと上手に付き合うためには、AIの特性を理解し、適切に活用することが重要となる。
生成AIを活用することにより、デザイン補助やレイアウトの自動化に活用でき、作業の効率化を図ることができます。例えば、AIを使って複数のデザイン案を短時間で作成し、最適なものを選ぶといった活用法がある。
また、顧客のニーズに応じたパーソナライズ印刷にもAIは活用できます。可変データ印刷(VDP)と組み合わせれば、個別最適化された印刷物の作成が可能になります。さらに、AIによる文字校正や画像生成機能を導入することで、品質管理の精度を向上させることもできる。
ただし、著作権やデータの信頼性には注意が必要です。生成AIが作成したコンテンツの権利関係を確認し、適切な管理を行うことでリスクを回避できる。また、AIに依存し過ぎず、人の創造力を活かした付加価値の高いサービスを提供することが、競争力を維持する鍵となる。
本対談では、印刷業界での有効な使い方、著作権などの留意展などから、営業部なども含めた会社全体で取り組むメリットとさまざまな解決策まで、多岐にわたって解説します。
13:00~13:45
ARを組み合わせて、未来の大きな収益源を育てる
~リアルとデジタルを融合した印刷・広告の最新事例~
村上 智彦氏(株式会社OnePlanet 代表取締役)
【内容】
AR(拡張現実)の最新トレンドと、リアルとデジタルを融合させたビジネスの可能性を探る。
昔からあるARについて、「なぜ今ARなのか?」をテーマに、過去の課題を解決する新サービスや、実際の活用事例を紹介する。
また、AR事業を成功させるための4つの重要ポイントや、アプリ不要で利用可能な「WebAR」の技術についても解説する。
印刷や広告業界をはじめ、アナログ分野におけるAR導入が新たな収益源を生み出す具体例も取り上げ、業界の競争優位性を高める方法を伝える。