【HSF2021】コニカミノルタジャパン 名刺・カード生産の新概念、面付から仕分けまでのFA提案
コニカミノルタジャパンは10月18日から22日の5日間、ホリゾン本社びわこ工場Horizon Innovation Parkで開催されるHorizon Smart Factory 2021(HSF2021)で、デジタル印刷機Accurio Press C14000と自動品質最適化ユニットIQ―501による高速名刺作成システムを提案する。ホリゾンのロータリーダイカッターRD―N4055DMとインラインで接続し、面付から印刷、カット、仕分けまでの工程のオートメーション化を提案する。また、B2判デジタル印刷機のAccurio Press KM―1eで出力した印刷物(A4×4面付)からホリゾンの無線綴じラインSmart Binding Systemによる無線綴じ製本も実演する。
通常A3判への名刺印刷は同一内容で3×7の21面付となるが、Accurio Press C14000とRD―N4055DMでは、同一紙面上に異なる名刺(カード)を配列し、デジタルアソートシステム(GAS)によりカット後に、1ロット104枚+合紙にそれぞれを仕分けする効率的な生産フローが可能となる。会場では実演を通して名刺面付の新しい概念を確認できる。
GASはMIS(経営情報システム)の受注情報を受け取り、仕分けを管理する。仕分けが完了するとMISに完了通知を送信。会場ではそうしたMISや生産管理システムNeoStream、面付・編集・出力システム、Web to Printシステムとの連携など工程全体の最適化を提案する。