【drupa2024】KOMORI 「リスロンGX/GアドバンスEX エディション」を発表、新機能により消費電力を最大18%減、スキルレスな操作性で作業効率向上

株式会社小森コーポレーションはdrupa2024に出展し、 オフセット印刷機「リスロンGX/GアドバンスEX エディション」を発表する。

エネルギーコストの高騰とオペレーター人材の不足は、印刷会社の利益を圧迫する大きな要因となっており、これらの課題に対応し、さらなる生産性向上とサステナブルな経営を実現するため、KOMORIは革新的な新機能を搭載した新しいリスロンGX/Gアドバンスシリーズを開発した。

新製品は温室効果ガスの排出量を削減する環境配慮型のオフセット印刷機で、環境に優しい3 つの機能により、印刷中の消費電力を最大18%削減、またフィーダー・デリバリーの安定稼働により損紙枚数を低減することで、温室効果ガスの削減と高い生産性を両立する。

GLX-740A UV 搭載菊全判7 色オフセット枚葉印刷機 ダブルコーター付

【環境配慮を実現する3つの機能】

1. スマートインキングフロー
最新の解析技術をもとに最適化されたローラー配列で、安定した濃度コントロールができ、印刷品質を向上する。さらに、回転駆動の負荷低減により排気熱量とエネルギー消費量を削減できる。

2. DC ブロアー
風量を効率よく得ながら、高回転・高効率と小型軽量化を実現した経済的で環境にも優しいブロアーで、低エネルギー稼働と低発熱により消費電力を大幅に削減する。

3. e-ミスト
マイクロミストが用紙に直接加湿を行う、画期的な静電気対策システム。用紙全体を加湿し、排紙部での紙揃えを向上。加湿時間・消費電力・消費水量においてエネルギー効率を最適化する。


【KID(コモリインフォメーションディスプレイ)の画面表示を刷新】

同製品はKID の画面レイアウトを刷新し、インライン品質検査や濃度制御のリアルタイム表示、次のジョブの情報、機械へのプリセット送信項目など、印刷中に必要なすべての情報を1 画面で見られるようになった。必要情報を容易に把握でき、また、切り替え不要でタッチポイントが減り、オペレーターの作業効率を向上する。

新しい画面レイアウトではジョブ切り替えにおいて、進捗と推定残り時間、オペレーターの作業が必要なタイミングを見える化し、経験の浅いオペレーターでも効率よく切り替えできる。

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