【drupa2016】理想科学工業 産業用インクジェット2機種を参考出品

理想科学工業は、drupa2016で、オフィス向けプリンターのラインアップ展示に加えて、帳票印刷用途向けに開発したロール紙のフルカラーインクジェットプリンター『RISO T1』(リソーティーワン)と、カット紙のフルカラー高速インクジェットプリンター『RISO T2』(リソーティーツー)を参考出品する。
同社は、高速用紙搬送技術と高速印刷に適したインク開発を強みとし、オフィスのハイボリュームプリント需要に向けた独自のプリンターを提供してきた。
今回、オフィス向けプリンターで培った技術を応用し、同社初となる産業用途向けインクジェットプリンター2機種を新たに開発した。コンパクトなボディで優れた操作性と簡単メンテナンスを両立し、帳票印刷のミドルボリューム需要に向けた新しい可能性を広げる。

■RISO T1の特長

RISO T1
RISO T1

オフィス向けプリンターで培った高速プリント技術をロール紙に応用したフルカラーインクジェットプリンター。小型で優れた操作性を実現する。汎用的なサイズのロール紙を使用できるため、すでに設置の後処理装置を活用できる。
・小型・シンプルな構成で、優れた操作性とメンテナンスの簡便性を実現。
印刷部のサイズは、1,480mm(W)×1,800mm(D)×1,700mm(H)と省スペース
・新開発インクにより、高品位なプリントと定着性を両立
・印字速度は42m/分・印字幅507mmで両面プリント対応
A4、565ページ/分の生産性を実現

■RISO T2の特長

RISO T2
RISO T2

『RISO T2』は、印字ユニットとして表面と裏面の2ユニットを接続することで、高速両面プリントが可能。オフィスユースのカット紙プリンターの優れた操作性を継承しながら、圧倒的な生産性を実現する。小ロット多ジョブの大量印刷での作業効率を大幅に向上。さらに後処理装置を接続することで、様々なプリントニーズに対応する。
・A4、300ページ/分の高生産性
・大量排紙装置や封入封緘機等、様々な後処理装置を利用可能
・AFP(IPDS)、PDF、PSのワークフローで利用可能なコントローラを装備

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