【鹿児島県鹿児島市】光陽社 破産手続き開始決定受ける(新型コロナウイルス関連倒産)
鹿児島県鹿児島市の 株式会社光陽社 は、2月3日、鹿児島地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は2023年10月期末時点で約5,000万円。
同社は、1973年に設立した印刷業者。冊子、広報誌を中心に、定期刊行物、パンフレット、チラシ、ポスター、事務用伝票などの印刷業を手がけており、地元の経済団体や同系列企業などを主体に一定の営業基盤を構築するなどして売上を上げていた。しかし、その後、コロナ禍による受注減や物価高騰の影響に伴う収益性の低迷などに加え、財務面にも懸念があったなかでコロナ融資の返済が始まり、資金繰りが厳しくなったことで、先行きの見通しが立たなくなった。