川井捷一郎氏（日本グラフィックサービス工業会元副会長、株式会社文伸創業者、監査役）は４月20日、永眠した。享年86歳。

葬儀・告別式は、２月27日（日）10時30分から、近親者のみで東京都三鷹市の禅林寺第一斎場で執り行われる。

なお、２月26日（土）17時30分から19時30分まで同斎場で自由参列が設けられる。

川井氏は1976年、東京グラフィックサービス工業会（当時・東京軽印刷工業会）三多摩支部長を皮切りに業界活動に参画。1978年には全国組織の日本グラフィックサービス工業会（当時・日本軽印刷工業会／ジャグラ）の教育担当常任理事として、組版教科書の策定から教育セミナーの全国展開などの教育事業に携わった。1981年に発行された「現代組版の基礎知識」（新井暢氏著）は、後に組版教科書のバイブルと評され、「文字組版の主流たれ」を目指した業界指針を人材教育の現場から支えるとともに、軽印刷業界のカラー印刷技術の普及にも寄与した。

1994年から1997年、2002年から2003年には日本グラフィックサービス工業会の副会長を務め、業界の人材育成、小規模振興事業の推進に尽力。その功績から1998年に日本印刷産業連合会から印刷功労賞、2005年に日本グラフィックサービス工業会結成50周年記念表彰で経済産業大臣表彰を受賞。2006年には黄綬褒章を受章した。

■禅林寺第一斎場（東京都三鷹市下連雀4-18-20）

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