【群馬県伊勢崎市】小島印刷 破産手続き開始決定

小島印刷株式会社(群馬県伊勢崎市)は、2月27日に前橋地裁より破産手続き開始決定を受けた。同社は、1978年(昭和53年)6月創業、4色オフセット枚葉印刷機により、会社説明用パンフレットや商品カタログなどのページ物、販促用DM、ポスター、チラシなどの商業用印刷物の印刷を手がけ、地元の農業協同組合や旅行会社を主力得意先として営業基盤を構築し、2010年8月期には年売上高約5億8600万円を計上していた。

 しかし、同業者との競合から受注は減少傾向となっていたほか、材料費の高騰で近年は赤字が続き、債務超過となっていた。新規取引先からの受注により業績回復を図っていたが、2024年8月期の年売上高は約2億9000万円に落ち込んでいた。今後も業績回復が見込めないなか、資金繰りは限界に達し、2024年12月9日に事業を停止していた。負債は約2億1000万円。

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