【東京都中央区・日本印刷新聞社など2社】破産手続き開始決定受ける(続報)
東京都中央区の 株式会社日本印刷新聞社 と、関係会社の 株式会社ニチイン企画 は、1月10日、東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は、日本印刷新聞社が債権者約113名に対し約6,900万円、ニチイン企画が債権者約2名に対し約750万円で、2社合計で約7,650万円。
日本印刷新聞社は、1950年に設立した新聞発行業者。『日本印刷新聞』(毎週月曜日)、技術系情報誌『印刷界』、マーケティング情報誌『プリントズーム』などの発行を手がけていた。2020年頃より契約会員数が大きく落ち込み収益面が悪化。運営していた事務局で資金トラブルが発生し、決済難に陥っていた。不足分を借り入れで賄う資金繰りを続けていたが、売上高が減少し、事業の継続が困難となったことから12月28日に東京地裁へ自己破産を申請していた。なお、ニチイン企画は、1969年に設立。製版業を手がけていたが、日本印刷新聞社に連鎖した。