【大阪市平野区】フタバグラビア 破産手続き開始決定受ける(続報)
大阪市平野区の フタバグラビア株式会社 は、9月1日、大阪地裁へ自己破産を申請し、同月20日に破産手続き開始決定を受けた。負債は約1億6,200万円。
同社社は、1973年創業。日用品や化粧品など雑貨類に使われる軟包装の透明包装材の印刷を手がけていた。包装用品卸業者からの受注を中心に、大手総合印刷業者からの下請けを行っていた。しかし、小規模運営にとどまっていたことから売り上げは減少傾向で推移し、売上高がダウン。さらに同業他社との価格競争もあって収益性は低迷していた。長らく厳しい資金繰りを余儀なくされていたなか、2022年10月に本社工場で火災が発生。事業立て直しの見通しが立たないことから、2022年12月26日付で事業を停止していた。