【大阪市北区】シルバー 破産手続き開始決定受ける(続報:新型コロナウイルス関連倒産)
大阪市北区の 株式会社シルバー は、9月6日に大阪地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが判明した。負債は約2億1,000万円。
同社は、1988年に設立した印刷業者。折り込み広告やチラシ、パンフレット、カタログ、ポスターなどの印刷を手がけていた。インターネットの普及による紙媒体の需要減少など市場が縮小する中、同業者との競争も厳しく売り上げが漸減。本店不動産や設備導入に伴う借入金返済も重荷となり、厳しい資金繰りを余儀なくされていた。新型コロナウイルス感染拡大以降は印刷需要が一層落ち込み、先行きの見通しが立たないことから、2023年6月19日付で事業を停止していた。