【京都市右京区】三洋写真製版所 破産手続き開始決定受ける
京都市右京区の 有限会社三洋写真製版所 は、4月3日、京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は推定8,500万円。
同社は、1968年に創業した写真製版業者。主に京都市内の大手メーカーや印刷業者を対象に写真製版のほか、印刷も手がけていた。しかし、パソコンの普及でデジタル製版が手軽にできるようになったことで受注量が伸び悩み、収益性が悪化。金融機関からの借入金負担が重荷となるなか、2017年12月には代位弁済がなされ信用不安が高まっていた。その後、売り上げは頭打ちの状況が続き、資金繰りの改善がみられないため、2024年3月末までに事業を停止していた。