【京都市右京区】アートシール印刷 破産手続き開始決定受ける(新型コロナウイルス関連倒産)

京都市右京区の 有限会社アートシール印刷 は、6月27日、京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は、債権者約30名に対し約1億7,000万円。
同社は、1959年に創業した印刷物加工業者。主に印刷業者から受注を得て、シーリング印刷による封かん紙や正札、糸付き札、ステッカーなどの印刷加工を手がけていた。しかし、印刷業務を内製化する小売業者などが増加したほか、同業者との競合もあり、受注量が伸び悩み、原材料価格の高騰もあり連続赤字となっていた。2020年以降、新型コロナ感染拡大の影響で受注量がさらに減少。先行きの見通しが立たないことから2024年4月12日までに事業を停止していた。

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