【京都市下京区】翔英 破産手続き開始決定受ける
京都市下京区 株式会社翔英 は、10月30日、京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約21名に対し約1億3,000万円。
同社は、1999年に創業した印刷業者。主に京都市内の企業を対象に、カタログやパンフレット、チラシ、ポスター、店内POPなど印刷物のほか、のぼりや看板、ディスプレイ用品など販促物や販促グッズの製造も手がけていた。しかし、デジタル化の進展により紙媒体の需要が減少。小規模な組織であったため売り上げは頭打ちの状況が続き、過年度の設備投資に伴う借入金負担が重荷となっていた。収益性が悪化していたなか、代表の体調不良により売り上げがさらに落ち込み、資金繰りが限界に達した。