【京都市下京区】セントプリンティング 破産手続き開始決定受ける

京都市下京区の 株式会社セントプリンティング は、11月7日に京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約21名に対し約2億500万円。
同社は、1996年7月に設立された印刷業者。主に京都市内の小学校や中学校を対象として、卒業アルバムや旅行アルバムなどを主体に、学校案内やパンフレットなどの製作も手がけていた。しかし、デジタル化の進展や少子化に伴う生徒数の減少などで受注量は漸減。一般企業への販路拡大を模索するも、同業者との価格競争激化から受注量は伸び悩み収益性が悪化。連続赤字を計上し大幅な債務超過に陥っていた。金融債務のリスケジュールなどで立て直しを図ったものの業況は改善せず、代表の高齢化もあって先行きの見通しが立たないため、2024年5月2日までに事業を停止。事後処理を弁護士に一任していた。

関連記事

最新記事