『ハコの日』が盛況に、 紙器専門技術を活かして“箱”の魅力を発信
東京紙器工業組合主催の『ハコの日 2019』が8月2日、3日の両日、東京・丸の内のJPタワー内KITTEで開催され、17社の紙器関連企業が自社のオリジナル商品の販売、プロモーションを展開し、“箱”の魅力を訴えた。
パッケージは商品の顔の役割を果たすとともに、一般的に企業間取引のため、コスト要求が厳しい。同イベントは一般消費者やビジネスパーソン、クリエイターに向けて、美粧性や機能性など“箱”本来の価値の訴求を目的に、『ハコの日』に制定されている8月5日前後に開催されている。今年のテーマは「ハコの魅力を伝える」。会場ではワークショップやハコの日グイズラリーも実施され、開場と同時に若い世代を中心に夏休み中
の子供や外国人旅行者で賑わった。
今回の出展企業は、福島紙器製作所、中央工芸企画、第一パック、平和商事、西脇製函、三洋紙業、加藤紙器製作所、新和製作所、出羽紙器製作所、永和紙器工業、荏原印刷、セイコー紙業、嶋田紙器製作所、大瀧印刷紙器、ミフジ、有功社シトー貿易、全国紙器広報センター。兜のペーパークラフトや、浮世絵パズル、漆調の小箱、箱型の3D POP、ダンボールコースター、匠の手による高級美粧貼り箱
など、紙器印刷や加工、立体物設計など紙器関連企業が持つ専門技術を応用したユニークな商品が並んだ。