大日本印刷 日東電工とプラスチック材を「アップサイクル」する新たな共創プロジェクトを始動 第1弾は図書館総合研究所と図書館向けの本棚やブックスタンドなどを開発、4月20日まで公開中
大日本印刷株式会社(DNP)と日東電工株式会社(Nitto)は、両社の製造工場から排出されるプラスチック材を「アップサイクル」する新たな共創プロジェクトを始動。第1弾として、株式会社図書館総合研究所との連携により、再資源化プラスチックを使用した図書館向けの本棚やブックスタンドなどを開発し、東京都北区にある公益施設「ジェイトエル」で展示している。会期は4月20日までで、入場は無料。
同展示は再資源化製品の質感やデザインを体験でき、リサイクルへの意識を高める機会となる。
また、この取り組みはサステナブルな素材活用を目的とし、廃材に新たな価値を与えるアップサイクルの実践例として注目されている。
■3社が連携して推進するオープンイノベーション
- DNP:自社工場でのプラスチック生産ロスを再資源化し、製品開発までを担当
- Nitto:フィルム端材の再利用と材料加工を担当
- 図書館総合研究所:図書館向け什器の企画設計・デザインを担当
この連携により、リサイクル素材の用途拡大と、公共施設での環境配慮製品の普及を目指す。
■展示概要
- 会期:2025年3月20日(木)~4月20日(日)
- 時間:10:00~20:00
- 会場:ジェイトエル(東京都北区上十条2-27-1 ジェイトモール3F)
- 入場料:無料