プラグ 神戸商工会議所と連携で「デザイン評価AI活用実証事業」実施、パッケージデザインの開発を支援

デザイン開発とリサーチでマーケティングソリューションを提供する株式会社プラグは、神戸商工会議所と連携し、 デザイン評価にAIを活用する実証事業を実施する。 同事業はプラグが提供するデザイン評価システム「パッケージデザインAI」を活用し、兵庫県内の企業に向けて、より最適なパッケージデザイン開発を支援する。

パッケージデザインは、商品や企業の競争力を高める。デザイン開発は企業にとって重要なテーマだが、専門人材の不在や時間、コスト面などの問題から十分なデザイン戦略に取り組めていない企業が多い。そこで神戸商工会議所から依頼を受け、プラグは経営者や商品企画担当者を対象に、商品戦略におけるパッケージデザイン制作の重要ポイントについてのセミナーを実施してきた。そしてこの度、両者連携で兵庫県内の企業に「パッケージデザインAI」を活用してもらい、効果的で効率的なデザイン開発の支援する。
「パッケージデザインAI」とは、1,020万人の消費者調査の結果を学習データに使い、東京大学山崎研究室と共同研究したシステム。2つのメニューがあり、消費者がデザインをどのように評価するかをAIが予測する「評価AI」と、デザイン生成と評価を繰り返し行い1時間で1,000のデザイン案を生み出す「生成AI」がある。


同事業でできることは、①自社で作成されたパッケージデザインの画像を「デザイン評価」システム上にアップすると、AIが10秒でデザインを評価。評価結果はPDFやCSVファイルで保存ができる。②デザインの評価は「好意度スコア」「ヒートマップ」「イメージワード」「好意度のばらつき」で行うことができる。③ 評価可能な商品カテゴリーは食品・飲料・化粧品・医薬品・衛生用品など51カテゴリー。
「パッケージデザインAI」を活用することで好意度、 ヒートマップ、 イメージワード、 好意度のバラつきのスコアを予測できる。

<同事業の詳細>
期間:11月1日(火)~12月31日(土)
参加対象:兵庫県内に事業所を有する企業(但し、 大企業並びに既に同システム利用企業は除く)
詳細について https://questant.jp/q/designai2022

好感度予測では、最大5(好き)から最小1(好きではない)までの加重平均値で予測


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