アドビ 「フォントの日」記念でAdobe FontsにMS明朝・Times New Roman・メイリオ・Helveticaなど人気書体を大量追加 1,500種以上の新フォントを提供開始

アドビ株式会社(Adobe)は、毎年恒例の「フォントの日」(4月10日)を記念して、Adobe Fontsライブラリに1,500以上の新フォントを一挙追加したことを発表した。

追加されたフォントには、Helvetica(ヘルベチカ)、Arial(エイリアル)、Times New Roman(タイムズ・ニュー・ローマン)といった、Monotype提供による世界的に有名な書体が含まれており、クリエイターやデザイナーを中心に大きな注目を集めている。

また、今回の発表では、日本語フォントの充実化も実現。Monotypeが提供する「MS明朝」「モード明朝」など9書体に加え、マイクロソフトとのパートナーシップにより、Windowsユーザーに馴染み深い「Meiryo(メイリオ)」「Meiryo UI」のフォントもAdobe Fonts上で利用可能となった。

■フォントの日を彩るスペシャル番組も配信

さらに、AdobeのYouTube公式チャンネル「Creative Cloud道場」では、4月10日に特別番組『フォントの日だよ全員集合 2025 〜あのフォントを深掘りするってふぉんと!?〜』を配信した。ゲストには、Monotypeの書体デザインディレクターであるヨアヒム・ミュラー・ランセイ氏が登場し、フォントのデザイン哲学や開発秘話を紹介する内容となっている。

配信アーカイブはこちら:
番組を見る(YouTube)

■注目の追加フォント例

  • 欧文フォント(Monotype)
     ・Helvetica
     ・Arial
     ・Times New Roman
     ・Courier New など
  • 日本語フォント
     ・MS明朝
     ・モード明朝
     ・メイリオ(Meiryo)
     ・Meiryo UI など

■Adobe Fontsとは

Adobe Fontsは、日本語、英語だけでなく、中国語簡体字・繁体字、韓国語から世界のさまざまな文字・言語に対応したクラウドフォントサービス。Adobe Creative Cloudに契約しているユーザーなら、約1,000の日本語フォントを含む30,000を超える高品質なフォントを自由に使うことができる。

■参考リンク

Adobe公式ブログ「フォントの日記念:Adobe Fontsに1,500以上のフォントを追加」

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