いわき印刷企画センター 福島発・地域活性化を目指し「ふくガチャ」を始動 カプセルトイで福島の魅力を全国に発信する福島県カプセルトイ協会を設立

いわきマーチング委員会を運営する株式会社いわき印刷企画センター代表取締役の鈴木一成氏は、3月1日に県内の企業3社と共に設立した福島県カプセルトイ協会(通称:ふくガチャ)を発足した。
4月15日には、郡山市役所内の記者クラブにて記者会見を実施し、取り組みの詳細を発表した。

「ふくガチャ」は、カプセルトイを通じて福島県の観光振興や伝統文化の継承、地元企業のプロモーションを支援することを目的とし、地域創生の新たなメディアとして活用する。

■「ふくガチャ」設立の背景と目的

近年、カプセルトイは単なる玩具の域を超え、観光地や企業のPRツールとしての活用が拡大。福島県にも魅力的な観光地や特産品が豊富に存在するが、全国的な認知度の拡大には課題が残されていた。
そこで同協会は、カプセルトイの「収集性」「話題性」「親しみやすさ」を活かし、地域の価値を楽しみながら伝える仕組みを創出。県内外の人々が“ガチャ”を通じて福島の魅力を発見し、地域に足を運ぶきっかけとなるよう活動を展開する。

会見の様子
カプセルトイ

■主な活動内容

  • 自治体・企業との連携によるオリジナルカプセルトイの企画・制作
  • カプセルトイを活用した観光・地域振興イベントの開催
  • 特産品や文化を題材にしたシリーズ企画の開発
  • 会員企業や団体とのネットワーク形成
  • その他、地域振興に資する関連事業の推進

■期待される地域経済効果

「ふくガチャ」プロジェクトによって福島県の魅力を全国に発信することで、観光誘致の促進や地場産業の販促支援、ブランド価値向上、地域住民・観光客が参加できるコミュニティの創出が期待されている。

また、この取り組みは地域共創を掲げる一般社団法人マーチング委員会の理念「マーチングイノベーションクラブ」とも連動し、地元企業や自治体との連携による持続可能な成長モデルの構築も視野に入れている。

■今後の展望

今後は、観光客だけでなく地域の人々が楽しく参加できる企画や、特産品付きのカプセルトイ展開、観光スポットを巡るスタンプラリー型のガチャ企画など、多角的なプロジェクトを予定している。
「ふくガチャ」は福島から始まる“ガチャによる地方創生”の新潮流として期待される。

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