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マーチング委員会 アクティブに活用できる情報誌「+M」を創刊。記念セミナーを開催

「プラス・エム:+m」Vol.1
「プラス・エム:+m」Vol.1

“イラストでまち自慢”を合言葉にまちなみイラストで地方創生活動を展開しているマーチング委員会は、新たな情報誌『プラス・エム:+m(プラスエム)』(以下、「+m」)を創刊した。「+m」は、地域・地方の活動を多くの人に知ってもらうだけでなく、地域活性の取り組み事例や、地域自慢の食や工芸などを紹介する情報誌で、マーチング委員会の“M”と“笑む”をかけて「人が笑む、街も笑む。」をテーマに作成されている。

「+m」では主に、①各地域におけるマーチング活動の取り組み事例の紹介、②マーチング委員会による「日本全国おすすめ情報」の紹介、③地域活性の取り組みの紹介「キラリ輝く地域メディア」の紹介の3つで構成している。

①では、全国の各委員会の取り組み内容や想い、活動成果などを紹介。②は、地域に根差したマーチング委員会が各地の銘品などおすすめ商品を全国にアピールする。また③は、折込広告文化研究所の鍋島裕俊氏による「地域活性化メディア紹介コラム」を通じて、地域の現況やそこに暮らす人々の生活の息吹を伝える地域メディアを紹介し、マーチング活動のヒントとする。

創刊第1号となる「2020Early Summer号(Vol.1)」では、活動事例として津軽ひろさきマーチング委員会と太田マーチング委員会を紹介。日本全国おすすめ情報では、千葉県のコンフィチュール「梨っ娘(なしっこ)」、福島県の「木村パスチャライズ牛乳」「カフェオレ」「フルーツオレ」を、「キラリ輝く地域メディア」では千葉県の『あてら』が紹介されている。

なお「+m」の創刊にあたり、6月10日には、Web会議システムを利用した創刊記念セミナー+イベントが開催された。「+m」発行に向けた思いを共有したほか、津軽マーチング委員会の活動報告やおすすめ情報で紹介している商品の魅力が改めてPRされた。

今回の新しい情報誌は、今こそ地方創生に取り組むチャンスがあり、アクティブに提案する時のプレゼン資料として活用できるツールとして誕生した。現在、国内は新型コロナウイルスの影響でインバウンド需要は壊滅的な状況にあり、当分、市場は戻ることはないだろうといわれている。しかし、日本の観光産業は5.8兆円市場といわれ、うち約8割は国内需要にある。そのため、新型コロナウイルス禍の動きが落ち着きを見せてくる時を見据え、すでに観光産業は準備を始めており、加えて海外旅行を控える動きが予測され、その市場が国内へシフトする見込みがあるなどのことから、今後の観光市場は伸びることが期待されている。

こうした需要を開拓するためにも、地域行政・企業などが積極的な活動を行う必要があるが、具体的にどこに相談していいのかわからないというミスマッチも起きている。こうしたニューノーマルな市場は地域創世に取り組むチャンスとなる。そして地域活性化を支援するためにも、地域に根差した企業である印刷会社が中核になる、もしくは中核となっている企業のなくてはならないパートナーになるための働きかけを行う必要がある。「+m」は、そのツールとしての活用を目指したものとなっている。

「+m」は、マーチング委員会のホームページからも閲覧できる。

マーチング委員会 http://machi-ing.jp/

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