愛知県印刷工業組合 休眠預金活用法を利用してインターンシップ生を受け入れる事業に参画
愛知県印刷工業組合(愛印工)では、NPO法人G-netが実施している「休眠預金を活用した新型コロナウイルス対応緊急支援助成事業(キャッシュフォーワーク2020事業)」を活用したインターンシップ生の受け入れを行う。同事業は、コロナ禍で経済的打撃をうける大学生・若者への支援を目的に行われているもの。
キャッシュフォーワーク2020事業は、認定実行団体のG-netが運営しているサービスの一つ「地域企業と兼業人材のマッチングプラットフォーム【ふるさと兼業】」にて実施運営され、インターシップ生の給与は休眠預金から支払われるというもの。
愛印工はこの事業に参画し、募集・面接を経て、愛知工業大学工学部機械学科2年生(新年度3年生)の女子学生を採用した。インターンシップ生には、コロナ禍ということもありリモートでの活動をメインにしてもらうことになっているという。具体的には、まず組合員企業の工場見学などを通じて業界を知ってもらうと共に、その後はSNSを活用し、学生ならではの視点を生かした印刷産業の魅力の発信に注力してもらう。これにより、若者世代への印刷産業のファンづくりの推進に取り組んでもらうこととなる。(インターンシップ雇用契約は2021年3月15日~9月14日)
なお、G-netは、設立趣旨の背景にSDGsへの深い理解があることが注目されている団体で、特に今回の事業はSDGsの17の目標のうち「1:貧困をなくそう」の解決を促進するものとなっている。愛印工においても今回の取り組みに参画することで、「8:働きがいも経済成長も」や「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」に繋がる活動であると考えている。
愛知県印刷工業組合 http://www.ai-in-ko.or.jp/