設楽印刷機材 新製品ラベルフィニッシャーを発表、インライン巻取り、箔プリンタも

設楽印刷機材(設楽誠一社長)は、シール・ラベルフィニッシャーの新製品であるVIRGO(ヴァーゴ)デスクトップラベルフィニッシャー「DLF Virgo-14」を含む「Digital Label Finisher Series(デジタルラベルフィニッシャーシリーズ)」のほか、「インライン カス上げ巻取システム」、デジタル箔プリンタ「FT‐12」を発表した。

デスクトップラベルフィニッシャー「VIRGO」
デスクトップラベルフィニッシャー「VIRGO」

シール・ラベル市場のオンデマンドプリンター、加工機、検査機、資材の全般を適材適所に提案する。

特注ラベルを短時間に製作するデスクトップラベルフィニッシャー「VIRGO」は、メディアをラミネートし、プロッタでハーフカット後に不要な材料を取り除く。巻取は、表巻と裏巻の切り替えが可能。金型コストをかけずに様々な種類のメディア材料やカット形状をその場で仕上げる。

各ラベルプリンターにあわせたフィニッシャーを提案(デジタル ラベル フィニッシャー シリーズ)
各ラベルプリンターにあわせたフィニッシャーを提案(デジタル ラベル フィニッシャー シリーズ)

各種プリンタと連携する特別なソフトウエアやドライバは不要。DTPソフトのイラストレーターからブラックマークを指定位置に配置するだけで、あらゆるプリントデバイスに対応するオンデマンドラベル作成ソリューソンとなっている。

その他にも、デジタルラベルフィニッシャーシリーズとして、デジタルラベルプリンターのサイズや加工用途に合わせた多様なバリエーションをラインアップして、提案している。沖データのOKIPro1050、コニカミノルタジャパンのAccurioLabel 230、ザイコンのXeikonCx3、岩崎通信機Label Meister EM-250W、あるいはAnytronシリーズany-002、といったデジタルラベルプリンターに対応する5機種のバリエーションを揃えている。

インライン カス上げ巻取システム
インライン カス上げ巻取システム

沖データのOKI Pro1050ラベルプリンターの排紙口に取り付ける「インライン カス上げ巻取システム」は、インラインで作動するように設計されたカス上げリワインダー。印字されたプレカットのメディアから不要なカスを取り除き、3インチのコアに巻き取るオールインワンシステム。

1ロール100mを最短13分で仕上げ、ロールメディア巻直径250㎜、170㎜、紙管3インチに対応する。

デジタル箔プリンタ FT-12
デジタル箔プリンタ FT-12

デジタル箔プリンタ「FT‐12」は金属版不要、トナー印刷部分に箔を転写する。特許のホイルストレージローラで箔の交換が簡単にでき、見易い表示と直感的操作ボタンで温度とスピードの調整が容易。

色箔・再利用対応のホログラムを豊富にラインナップしている。

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