FSCジャパン 大手7企業が紙製品のFSC認証材調達を宣言

FSCジャパンが主催するプレスカンファレンス「ポスト2020持続可能な森林資源の調達」が7月2日、東京都中央区のイトーキ東京イノベーションセンターSYNQAで開催され、同団体とイオン、イケア・ジャパン、花王、キリン、スターバックス コーヒー ジャパン、日本生活協同組合連合会、日本マクドナルドホールディングスが「FSC認証材の調達宣言2020」を共同で発表した。今回の共同宣言により、小売、飲食業界で使われるパッケージや包装紙のFSC認証材採用がさらに進むことが予想される。

なお、印刷・出版事業者の認証取得状況は、2017年10月4日時点で429事業者に留まる。

「FSC認証材の調達宣言2020」
私たちは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に記されている、持続可能な未来と天然資源の責任ある利用の実現に向けて、私たちの生産活動において不可欠である持続可能な紙製品調達のため以下のことを宣言いたします。

1.木材、紙パルプ、ダンボール、容器包装用紙等の森林資源について、2020年までにFSC認証の原材料・製品を調達する具体的な目標を掲げています。

2.2020年以降にはFSC認証の原料・製品における持続可能な森林資源調達が当たり前のものとなるよう、業界のリーダーとなり、共に2020年目標の達成を目指します。

3.2030年に持続可能な開発目標(SDGs)のゴール12「つくる責任つかう責任」及び15「陸の豊かさも守ろう」を達成することを目指し、消費者にもFSCマークの付いた製品を選ぶことの重要性を伝えていきます。

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