リコー カシオからPOP事業継承

リコージャパンはこのほど、カシオ計算機グループからPOPソリューション事業を譲り受けた。同事業を新たに展開することで、リコープリンターの拡販を中心に5年間で100億円の売上を目指す。
今回の事業継承は、カシオ計算機とその子会社のカシオ情報機器が所有するPOPソリューション事業の営業権、保守サービス、関連する資産および人員をリコージャパンが譲り受ける。リコージャパンは6月からPOPソリューション事業を展開し、カシオから継承した顧客をはじめとした流通小売業への保守サービスと消耗品の提供に加え、POP広告制作アプリケーション「MightyPOPシリーズ」と、リコーのプリンターを拡販する。
合わせてデジタルサイネージをはじめとした流通小売業の顧客向けのソリューションを展開することで国内でさらなる拡大が見込まれるインバウンド需要による多言語対応や、来る消費増税に伴う価格表示変更の対応を進めている流通小売市場のニーズに応えていく。

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